鬼押出し園の中で、ヒカリゴケの看板があった。観光客が覗き込んでいるので私も覗く。
1科1属1種の小さく原始的なコケ植物。洞穴や岩の隙間、倒木の影など、涼しくうす暗い湿った環境に生育する。
環境の変化に非常に弱く、付近の大気汚染や乾燥によって簡単に消失してしまうらしい。
ヒカリゴケ自身が発光するのではなく、洞窟内に入るわずかな光をレンズ状の細胞の原糸体という部分で反射して、きみどり色に輝いて見える。
それで、この名前がついた。
日本で初めてヒカリゴケが発見されたのは、長野県岩村田で1910年の事。当時の中学生が「光る土」として学校に届けたのがきっかけ。
私ははじめて見た。
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