父の法要、50回忌
父は私が19歳、大学2年生時、脳卒中で亡くなった。
父が倒れたとの知らせが、下宿に届いた時の事を、いまだに良く覚えている。
丁度前期の試験の真っ最中だったから。
とにかく実家へ飛んで帰った。回生病院の一室で父は寝ていた。すでに意識はなかった。
それからわずか二日後に亡くなった。65歳だった。
息を引き取る時、私は母に頼まれて父の写真を家まで取りに行っていたから、病室にいなかった。
だから父の死に目には会えていない。
母はもうそんなに長くないと判断したのか、葬式用の写真を私に取りに行かせたのだ。
あれから50年、私はとうに父が亡くなった年齢を超えた。
回忌は”数え”でいくから本当は昨年が50回忌の法要の年。
言い訳だが昨年は心臓手術で、すっかり失念していた。
でも何とか満50年の法要を済ますことができた。
法要の案内は兄弟だけにした。
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