古稀
「あちこちの骨が鳴るなりコキ古稀と」 の、古稀を今日12月3日迎えた。
あの紅顔の美少年が、70歳にもなった!
未だ信じられない思いでいっぱいだ。
39歳から40歳代になった時、49歳から50歳代になった時、59歳から60歳代になった時、
そう違和感はなかった。
でも69歳から70歳代になった今、何か違う思いがする。
何が違うのか、分からないけれど・・・。
えっ・・・70歳! もう70歳か!! と、思う。
馬齢を重ねて・・・と言う言葉がある。 馬には失礼かも知れぬが・・・。
たいしたこともせず,ただ年だけとる、むだに年をとる・・・と言う意味。
私は自分に照らし合わせ ”そのとおり” と思ってしまう。
学生時代はそれなりに勉強し、
大学も国立へ入り、
卒業して、それなりの大手企業に入社、
結婚して子供が生まれ、子育ても終わり、
会社も定年まで勤め上げ、
退職して、
実妹の会社や、高校時代の友人の会社にお世話になり、
まぁまぁ・・・それなりに忙しくしてきた。
でも、でも・・・・何が残ったのだろう?
何を残したのだろう? 何を残せたのだろう?
マイホームはつくったものの、子供達は成人し、
遠くに離れて、今は空っぽ。
二階の彼らの部屋に明かりが灯るのは、帰省する正月の数日だけ。
彼らが家庭を持てば、それもなくなる。
家族と一緒の楽しい思い出だけが走馬灯のように廻る。
これから先、いつまで生きる? 馬齢を重ねながら・・・・。
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