豊玉姫神社
この神社は豊玉姫命を祀り、安産の神様として広く信仰を集める。
この神社に伝わる神具の「子安貝」でお酒を飲むと安産になると言われている。
豊玉姫伝説
その昔、狩の上手な山幸彦と釣りの上手な海幸彦という兄弟がいました。
ある日のこと、二人はお互いの道具を交換して、山幸彦は海へ、海幸彦は山へと出かけます。釣りに出かけた山幸彦は、大槌・小槌の間で釣針を落としてしまいます。困り果てた山幸彦の前に、海の神様が現れ「ここから東へ行くと島がある。そこに探している釣針がある。」と言います。
そしてたどり着いたのが、ここ男木島だったのです。
上陸した山幸彦は、ここで美しい豊玉姫と出会い、お互いに一目惚れをします。
やがて身ごもった豊玉姫は、子浜で出産します。その姿を覗いてはならないという約束を破り、山幸彦は、ついのぞいてしまいます。
何と姫はワニ(サメ)の姿になっていたのです。その姿を見られてしまった姫は、とても恥ずかしく思い、男の子をおいて、海深くへ帰っていってしまったのでした。
実はこの男の子の孫が、神武天皇なのです。
以上、男木中生徒会
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