死ぬこと
死ぬのは怖くない、怖いのは死ぬ過程だ。
心臓バイパス手術の時、全身麻酔した。
病室から手術室へ運ばれ、今から麻酔しますの声が聞こえ、麻酔が覚めるまで記憶は一切ない。
その間8時間あまり、思えば「その時間帯は死んでいた」と思っている。
死ぬのは怖いと思うのは、脳というハードがあるから。
でもそのハードがなくなると、考えることもできない。
死とは肉体の機能が停止する事、もちろん脳の機能も。
麻酔は一時的に脳のハード機能を止める、即ち死んだのと同じ?
麻酔中に神さまや仏さまに会った事はない。
生き返った人が良く言う、お花畑の向こうから・・・・云々の景色は見えなかった。
そりゃそうよ、本当に死んでないんだから・・・・と言う声が聞こえそう。
私は死後の世界があるとは思えない。死んだら何もない。
だから、死ぬのは怖くない、それより死にゆく過程が怖い。
「すこししんどいから休むと言って二階に上がり、下りて来ないので見に行くと死んでた」
なんて死に方ができれば別だが、癌や病気で苦しみながら死ぬのは怖い。
ピンピンころり、そんな生き方ができるよう努力せねばならない。
大変難しいけれど!
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