台北101観景台
最頂部の高さ:509.2m、屋上の高さ:449.2m、最上階の高さ:439.2mは、2007年ドバイに建設されたブルジュ・ハリファ(828m)に抜かれるまで世界一の高さを誇った。
台北101ビル(タイペイいちまるいち)は地下5階+地上101階からなり、「101」という名前の由来はここから来ている。
以下ネット情報
この「101」という数字にはデジタル時代を代表する符号であること、「100を越え更なる高みを目指す」という意味も込められている。
施工は日系企業が中心となって、約7年間かけてこの超高層建築物を完成。
もうひとつの東アジア一がここにあり、それは「東アジア最速エレベーター」。
こちらも2007年ドバイのブルジュ・ハリファに抜かされるまでは、世界一速いエレベーター(上昇時分速1.010m、下降時分速600m)としてギネスブックにも認定されていた。
上り分速1.010mの設定は名前にちなんで、意図的にそう設定したと思う。
この101のタワー部は8層おきに節があり、節は全部で8つある。
これは「發財」といって、お金がどんどん入ってくる数字と言われる「八」にこだわったとか。
また、節は竹の節を表し、遠くから101を望むと確かに1本の竹のように見える。
竹も縁起のいい植物で、台湾では昇進した人に「歩歩高昇」(どんどん出世していくこと)と書いたカードをつけて竹の盆栽を送ったりする。
もう一つ節のところに丸いものがついていますが、これは中国の昔のお金で、8層の節ごとについているのは金庫のカギを表します。
こんなわけで101は、竹であり、ドル箱であり、天下無敵の縁起担ぎのビルなのです。
ここにオフィスを構えれば、会社はどんどん儲かって拡大していきますよってことでしょう。
更に言うならば、なぜ台北のこの地に建てられたのかというと、それは台北で一番のいい風水を持つところだからです。
101の入口付近には、台湾のお店などでもよくある水が流れる(お金の回転がいいということ=商売がうまくいっている)場所があります。水がグルグル回って流れているということに意義があるのです。
建物の構造は言うまでもなく素晴らしいのですが、縁起物だらけの101、風水や縁起を担ぐのが好きな中国人ならではの発想。
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