スリランカ 四日目(仏歯寺)
ダンブッラ石窟寺院観光を終え、キャンディー市内へ移動。
市内は車や三輪車,バス,人人でごった返していた。
キャンディはシンハラ王朝最後の都が置かれた町で、街全体が世界遺産として登録されている。
キャンディ湖という人造湖のほとりに整備された街並みが広がり、中心部には、コロニアル風の白い壁の建物が多く見られる。
↓ キャンディ湖
キャンディーでの見どころは、仏歯寺(ダラダー・マーリガーワ寺院)
『大涅槃経』によると、仏陀(釈迦)の死後、歯は遺骨と同様にインド各地に分割された。
スリランカにはスリー・メーガワンナ王(301-328)の治世第9年にカリンガ国(東インドのオリッサ)からブラーマンの女性が右の犬歯を持ってきたとされ、アヌラーダプラのダンマチャッカ(法輪堂)に納められ祀られて王権の権威を保証する証になったという。
これ以後、王都が移動するたびに仏歯も移動し、現在はキャンディの仏歯寺に納められている。
仏歯は仏陀の聖遺物の仏舎利として崇拝されると共に、強い力を持つものとして神のように祀られている。
↓ 仏歯寺への道
↓ 寺院内は裸足と無帽のルールはもう慣れた。
それと「仏像を背に写真は厳禁」のルールにも。
年に一度、8月に行われるペラヘラ祭りの際には、仏陀の歯が象の背中に乗ってキャンディの街を練り歩きます。
↓ その様子が壁画に描かれている。
仏歯は仏歯寺の中で象に乗せられるので、入口は象が入れるように高い天井となっています。
↓ 象も入る入口付近
↓ 仏歯が納められているのは二階の鎧戸が並んでいる所。
↓ 仏歯が納められた祭壇の前にお花を供えてお祈りする人・人・人
↓ キャノンボール・ツリーと言う珍しい木
その名の通り、キャノンボール(砲丸)のような大きな実がぶら下がっている。
仏歯寺では、1日に3回 (5:30分、9:30分、 18:30分) プージャと呼ばれる儀式が執り行われ、仏歯が納められた部屋の扉が開き、仏歯が入った金色の入れ物を見る事ができる。
これを見るためには開扉の相当前から並んでないと、間近かで見れないという。
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