広島
広島へ行って来た。
大都市の広島ではなく、丸亀沖に浮かぶ塩飽諸島の中で一番大きな島。
丸亀港から、広島⇔小手島(オテシマ)⇔手島へのフェリーと客船がある。
広島の江の浦港まで、客船なら約 21分、フェリーで約 45分で行ける。
広島へ行くのは初めて。
↓ 広島行きフェリー
↓ まずはネット情報から広島について。
丸亀市の沖、12.5kmの海上にあり、面積:11.66K㎡・周囲:18.5Kmの島。
人口は221人、また、王頭山は塩飽諸島の最高峰(312m)である。
戦国時代末期、長宗我部(ちょうそかべ)氏に敗れた香川一族と長尾一族の落人が住みついたのが始まりとされ、本島と同じく人名(にんみょう)の島でもあった。
主要産業は採石業で、島の南西部で古くから花こう岩(青木石)が採掘されている。
ヤシの木が並び、遠浅の美しい江の浦海岸は海水浴にも最適であり、夏期の休日は多くの海水浴客で賑わっている。
7月1日の土曜日に行ったせいか、海水浴にでも行くのだろう親子連れで、船内は賑わっていた。
↓ 広島到着
ネット情報にも書いてあるように広島は石の島。良質の花崗岩「青木石」を産出する。
海岸沿いに切り出された岩がゴロゴロころがっている。そして迫りくる山肌は露出した岩の波・波。
島の案内パンフにある『ようこそ、しわく広島へ ~ いろは石めぐり ~ 』に出かける事にする。
いろは石とは、塩飽広島出身の書道家である藤本玄幽(本名 正樹)が島の観光祈願のために製作した、45基の石碑に作者独自の作風である錦文字を用いて名言を刻んだもの。
二色で書かれた錦文字は、その碑文を改めて読み返すと、一句一句心の安らぎや自分を見つめなおすきっかけを与えてくれそうである。
石巡りはそんな石碑に出会う旅で約500m間隔の45基をめぐる。
江の浦から山越えで茂浦経由市井→青木→甲路→江の浦へ戻って来る『いろはコース(約14Km)』と、
江の浦から左廻りに立石経由茂浦→江の浦へ戻る『おくやまコース(約13Km)』がある。。
この日は、いろはコースをチョイス、茂浦までの山越えがおっくうで、海岸通りを青木へと歩き出した。
青木まで行ったところで昼近くになった。
青木駅と書かれたバス停で時刻表を見ると、12時10分に江の浦行きの便がある。
もう一万歩以上歩いた達成感と、この日の暑さも更に歩く気力を萎えさせ、島半周のつもりが来た道をバスで引き返すことに。
江の浦で丸亀行きのフェリーに接続していた事も拍車をかけた。
次に来た時は『おくやまコース』を廻ろうと思いながらフェリーの客となった。
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