出雲日御碕灯台
この灯台は1900年に着工され1903年4月1日に完成、今も島根半島最西端の要衝で日本海を航行する船舶の道しるべとして活躍する。
国際航路標識協会が提唱した「世界灯台100選」の一つで、東洋一の灯台と讃えられている。
■ 位置: 北緯(N)35°26′02″、東経(E)132°37′45″
■ 高さ:43.65m(石積みの灯台としては東洋一の高さ)
■ 光度:48万カンデラ
■ 光達距離:21.0海里(1,852m×21.0=ab.39Km)
■ 初点火:明治36年4月1日(1903年)
■ 材質:石造
↓ 青い海、碧い空に映えた白い石造りの灯台が圧倒的な存在感で迫ってくる。
灯台の敷地に入ると、
”上に登れますよ~” の声。
えっ~登れるの?
はい! この灯台、今も現役ですが、見学できますよ~。
と。
参観料200円を払い、早速中へ。
163段のラセン階段をひたすら上り、デッキへ出た。
そこには、360°パノラマの風景が広がっていた。正に絶景!
遠くの山に風力発電の風車が回っていた。
ついでに、このレンズについて調べてみた。フレンネルレンズと言うらしい。
以下、ネットより借用
■ 第一等フレネル式閃光レンズ
フレネルレンズは、1822年にオーガスチン・フレネル(仏)により考案されたもので、凸レンズ(屈折レンズ)とプリズム(反射レンズ)を組み合わせることで、レンズの重量を軽減し、光を効率よく投射することができます。
レンズは光源からレンズまでの焦点距離が長い順に、第一等から第五等まであります。
出雲日御碕灯台のレンズはフランスのバビエー社の製品を輸入した「第一等フレネル式閃光レンズ」と呼ばれるものです。
毎20秒に白2閃光と赤1閃光を発するため、白光用の小レンズ2個と、赤光用の大レンズ1個で構成されています。
大小いずれも直径1メートルの凸レンズを中心に、同心円状にプリズムが上部に26層、下部に16層組まれており、高さが2.5メートルあります。
赤光用の大レンズは、赤フィルターによって減衰した光を補うため、白光用より大きく、幅3メートルあります。
私が灯台のラセン階段から降りてきた時、今から入ろうとする人達がいた。
閉門(PM 4:00)の15分くらい前だったようで、係員からお断りされていた。
この日私が最後の見学者だったようだ。ラッキー!
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