釜山へ(海東龍宮寺)
釜山二日目、ネット予約してあった日本語ガイド付き観光に出かける。
ガイドがホテルまで迎えに来てくれる。一日ひとり 8,500円。
ホテルのロビーで座っていたら、偶然隣に座った女性がそのガイドさんだった。
名前はパク(朴)さん、中年の女性。日本語を独学で勉強したと言うから、すごい!
韓流ドラマを毎日のように見る私だが、いつまでたっても覚えられない・・・。
まず連れて行ってくれたのは、海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)。
釜山市街から車で20~30分の距離にあるこのお寺は岩場に建てられた珍しい海の寺。
高麗王の師が、夢で宣託を受け建立したが、豊臣秀吉が朝鮮半島に攻め込んだ文禄・慶長の役で消失し、それから約300年後、1930年代のはじめに通度寺(トンドサ)の雲崗(ウンガン)和尚が寺を再建し、現在に至る。
↓ お寺の入口に立つ標石
曰く、(日本語の使い方がおかしいと思うところは修正した)
古来から人類と深い関わりのある海は多くの神秘に満ち、穏やかな時もあれば暴風雨に荒れ狂う時もある。
大方の寺は山奥にあるが、この龍宮寺は足下で海水が波打ち、水上法堂と言う表現が当たっている。
無限の慈悲の化身である観音菩薩はこんな侘しい海辺に居住まい、龍に乗って現れると言われた。
そこで我が国 (韓国)の観音信仰は海岸とか島に形成され、襄陽落山寺や南海菩提庵、海東龍宮寺が韓国の三大観音聖地として有名である。
特にここ、海東龍宮寺は海と観音大仏が調和して、どこよりも深い信仰を集めるお寺です。
原文は ↓
龍宮寺への入口、ここから108の階段を下る。下り切ると108の煩悩を忘れ、心が安らかになるのだとか。
↓ Buddha of Granting a Son ・・・触ると男の子が授かると言われる
龍宮寺を代表するのがこの観音様。階段を上った高台にそびえ立っている。高さ10メートルのこの仏像はひとつの石から作られた像としては韓国最大級。お寺に参拝する人々と海に漕ぎ出す人々の安全を見守っている。
観音信仰の聖地として篤い信仰の対象にもなっており、誰もが心から祈りさえすれば、必ず一つの願いを叶えてくれると伝えられている。
↓ 仏様の数々
↑ 日出岩に鎮座する黄金の仏像
この像、今のような黄金色ではなかった。 ネットを見ているとこんな写真を発見 ↓、いつから色が変わったの???
↓ こちら、入口で迎えてくれる黄金の豚。
韓国では、夢の中に豚が出てくるとお金が入るという言い伝えがあるそうで、豚は金運の幸せを運んでくれる生き物。
境内に郵便ホスト、何故こんなところに? とガイドに聞いた。
瀬戸内海の粟島にある漂流郵便局と同じようで、天国jや地獄へ行った人宛に書いた手紙を投函するとか。
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