塩の女王
今年5月のさかいで港まつりに合わせ、坂出市市政施工75周年を記念し造られた”ソルトアート・海の女神”像。
東京都在住の保坂俊彦さんによって制作された。
塩で出来ているので、雨に当たるとダメ、長らく雨よけビニールで囲われていた。
写真をSNSにUPしようにも、ビニール越しでは迫力がない・・・。
春も過ぎ夏も過ぎて、秋も深まった10月、像がある坂出人工土地の一角を通り過ぎた時・・・ 何と! 覆いがないではないか!
早速路駐してパチリ。
この像の制作者は、日本でも数少ない砂像アーティストの一人で、これまで百体以上を制作した実力者。
最近では、台湾で開催された世界大会「福隆国際砂彫刻芸術季2017」で優勝を飾ったらしい。
塩像の制作は今回が5体目という。
その造り方は・・・、
まず、約8トンの塩に水を含ませながら高さ2.5メートルの角柱を作り、1カ月かけて乾燥させる。
その固まった塩の土台をチェンソーや小刀などを使って彫刻する。
砂より硬いため、削るのに時間がかかるらしい。
作品名は「海の女神」
海の中から女神が船を抱いて浮かび上がってくる場面をイメージ。
この像で思い出すのは、昔むかし我が長男が学校で造った高さ20cmほどの塩人形を持ち帰った事。
長男が大人になっても、長らく本棚に飾られていたが、台風の大雨で床上浸水した時、紛失したように思う。
塩のイメージとはほど遠く、固くてしっかりした人形だった。
この像も触るとカチカチだろうと思う。
心配なのは、雨覆いを取り外されたこの像の行方だ。
韓国ドラマに”雪の女王”と言うのがある。それで私のこの像の命名は”塩の女王”
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