遍路道世界遺産登録推進シンポジウム
10月29日(日)高松シンボルタワー6階のかがわ国際会議場で行われた「四国八十八箇所霊場と遍路道世界遺産登録推進」シンポジウムに参加してきた。
台風22号接近する中、開催されるのかなぁ~と思いながら会場に向かう。
雨が降ってなければJRで行くところ、あいにくの雨、車に頼らざるを得ない。
JR運賃と駐車料金を比べるとガソリン代分高くつくだけ・・・と、アトで分かっjた。
会場へ着くと、雨の中、まぁまぁの人が集まっていた。
登録推進協議会会長や浜田香川県知事らの挨拶があり、全ユネスコ事務局長・松浦 晃一郎氏による基調講演、題して「世界遺産をめぐる最近の動き」があった。
休憩を挟んで、西村 幸夫氏がコーディネーターをつとめ、3人のパネリストが『四国遍路の顕著で普遍的な価値とは』のテーマで意見を述べ合うパネルディスカッション 。
今回の参加で、四国遍路世界遺産登録への動きがざっと分かり、大変勉強になった。
私には世界遺産というと、価値ある・見ごたえのある建造物とか遺跡が頭に浮かび、四国遍路が登録の対象か?と、思ってしまう。
総距離 1,400Km、1,200年も続く四国遍路は、お寺や遍路道など不動産は確かにあるが、遍路の目的や意味、達成感など目に見えぬ感動に代表される心の問題で、遺産じゃないと思ってしまう。
でも、それも含めて文化遺産なのかも知れない。
鳴門教育大学の大石氏が言う、
1、感動を与える
2、同行二人
3、死を背負って歩く生と死の道
4、八十八箇所の分散美
5、歴史+ハード
と言った、ごちゃ混ぜ遺産をアピールしかないのかも。、
シンポジウムが終わり、帰りの途に着く頃には台風一過の夕焼けが行く手を阻んだ。
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