ジャイアンツパンダ
和歌山県白浜町にある、「人と動物と自然とのふれあい」がテーマの動物園・水族館・遊園地が一体となった全国でも珍しいスタイルのテーマパーク ”アドベンチャーワールド” へ行って来た。
1978年4月オープン。
上野動物園で生まれたパンダの「シャンシャン」が話題を集める中、ここアドベンチャーワールドには日本で十頭しかいないパンダの内、半数がいる。
早速パンダに会いに行く。 いたいた!テレビで良く見慣れたパンダが・・・。
パンダがタケ・ササを食べるのを良く見るので、草食動物かと思っていたら、実は食肉目クマ科に分類される肉食性の強い雑食動物の仲間とか。
パンダの腸の長さは体長の約4倍と短く、肉食動物の特徴と合致している。
ちなみに、牛や羊などの草食動物は20~25倍もある。
従って、タケ,ササ以外のものも食べる事ができ、野生のパンダは葉だけではなく竹の子や若芽も食べるし、時には虫類などの小動物を捕まえて食べたという記録もある。
しかし、何故竹や笹を主食にしたのか?
ジャイアントパンダは、天敵や餌の競争を避けて、中国山岳地帯の奥地を生息の場としたため、冬でも枯れず一年を通して豊富なタケ・ササを食べ物にしたらしい。
しかし繊維質の多いタケやササを充分に消化し栄養にすることができないため、強力なあごで噛み潰してタケの細胞に含まれる栄養分を取り、繊維の部分は未消化のまま糞となって出す。
糞の量は食べたタケのおよそ80%で、そのため大量のタケを食べないと、生きていくのに必要なだけのエネルギーを得ることができない動物。
それでいつ見ても食事中なんだ!
パンダは、生存競争を避けるため肉食をやめた動物、何と優しい性質だろう!
だからあんなに可愛いんだ!
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