ベトナム その6 (文廟)
次は文廟へ。
↓ 文廟入り口
↓ 文廟門
ベトナムで最も古い大学が置かれていたのが「文廟」。
文廟とは”孔子廟”の違う呼び方。
1070年に建立され、1076年には国内初の大学「国子監」が敷地内につくられ、王族・貴族の子弟や官僚が学んでいた。
この事から、孔子を祀る場であるだけでなく、学問にご利益のある場所として、外国の観光客のみならず国内からも多くの人が訪れる。
↓ 私も外国人だが、とある外国人観光客の記念写真を撮影。
門をくぐるとバッチャン焼きの煉瓦を敷き詰めた真っすぐな道が続き、二つ目の門「大中門」に至る。
↓ 屋根の上に逆立ちした鯉がある。
その昔、登ることは不可能と云われ、もし登り切れば龍になると言われた滝があって、多くの魚が挑戦。
だが、成しえなかった。
そんな中で、ある日とうとう滝を登り切った魚がいて、そしてその魚は見事に龍になった。
以後この滝は竜門と呼ばれるようになったが、
何と!この登った魚というのは鯉だった…という中国の逸話がある。
鯉は困難に打ち勝ち、成功を収めるものの象徴・・・らしい?
知らなんだ。
大中門をくぐると第3の門「奎文閣」に至る。
この石碑には、科挙(昔の官僚登用試験の事)の合格者の名前と出身地が刻まれているらしい。石碑に刻まれるほど難しい試験だったに違いない。
↓ 第4の門「大成門」
↓ 拝殿の祭壇
「萬世師表」と書かれた意味は「永遠に人々の模範となる先生」の意で孔子を指す。
↓ 拝殿を抜けて大聖殿に入ると孔子象があった。
中国はベトナムと隣接する国。
なので、日本や韓国と同様、大昔から中国の文化が深く浸透しているのだ。
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