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屋根より高い竿に上がった鯉のぼりを最近あまり見かけない。
その代わり、川や堀に横吊りされたこいのぼりを良く見る。
そんなご時世で、私の初めての男の子の孫のためにと、嫁の実家で鯉のぼりを上げてくれた。
良く晴れた青空におよぐ姿は、池や川の中の鯉とはまた違った趣がある。
こいのぼりは風に向かっておよぐ。
大人になって世間のいかなる風にも立ち向かって欲しいとの親や祖父母の願いが込められている。
■ ネットより鯉のぼりの由来
鯉のぼりを飾る「こどもの日」は、昔「端午の節句」と呼ばれており、男の子の誕生や成長をお祝いする行事。
端午の節句は、奈良時代に日本に伝わったとされ、「端」 は月の初め 「牛」 はうまの日を指すことから、当初は月始めの牛の日に行われていたのですが、牛が五に通じることから、いつしか五日に行うようになり、さらに5が重なる5月5日に固定されていったようです。
しかしながら、当時の端午の節句は厄払いの意味合いが強く、男女の別なく行われていたとされています。
それが男の子だけになったのは江戸時代以降とされている。
では、こどもの日(端午の節句)に鯉のぼりを飾るようになった由来や、そこに込められた意味は一体どのようなことなのでしょうか。
端午の節句は、奈良や平安時代には宮中行事として行われていました。
しかしそれも時代の流れと共に廃れを見せ始めたのですが、鎌倉時代になると、端午の節句の際に厄災を祓うために使われていた菖蒲(しょうぶ)が、「尚武」や「勝負」と同音であることから武家の間で流行し、やがて江戸時代になると端午の節句は五節句の一つとして重要な式日に制定されました。
そして、この時代に、将軍家に長男が生まれると世継ぎの出生を祝って家紋の入った
幟(ノボリ)がが立てられるようになります。
それを見た庶民が幟に似せて立てたのが鯉のぼりの由来です。
また鯉のぼりは、鯉の滝登りと言う中国の故事からヒントを得たとも言われています。
竜門という滝を登り切った鯉は竜になったと言われており、このことからどのような困難にもめげずそれを乗り越える立派な男の子になって欲しい、という出世を願う気持ちを込めて鯉を幟にして立てたと言われています。
↓ 土器川の鯉のぼり
↓ 丸亀城のお堀
2018年4月度 豊岡健康情報 2018-4-15 豊岡倫郎 氏
1.美肌を求めて幾年月
美肌は女性の永遠の願い。これまで何十年もそれこそ何十種類もの化粧品をあれこれ試してきたがいまだ満足できないのではなかろうか。
「肌は内臓の鏡」という言葉がある。体内の臓器や器官に不調があると、肌にもその影響が出てくるから、いちど日頃の生活習慣を見直すことも必要ではなかろうか。
2.顔のシミでわかる体の不調
下の図では顔にでるシミと体内の不調との関係を示した一例である。
1.額のはえぎわのシミ・・冷え症で婦人科系弱い、宿便たまりやすい
2.額のシミ・・性腺ホルモン、副腎ホルモンの分泌異常
3.こめかみのシミ・・自律神経の乱れ、肝臓が弱い、甲状腺機能低下、更年期障害
4.瞼の上のシミ・・月経不順
5.側頭部よりほほ骨にかけてのシミ・・肝臓、胆嚢の障害
6.鼻の上のシミ・・腸が弱い、宿便がある
7.瞼の下のシミ・・貧血、肝機能低下、女性ホルモンバランス崩れ
8.ほほ骨のシミ・・肝臓が弱い、腰痛あり、痔が悪い、便秘症
9.鼻の天辺のシミ・・便秘、大腸が悪い、宿便が溜まっている
10.鼻の下や唇の下のシミ・・冷え症、宿便の停滞、女性ホルモンのバランス崩れ
★顔全体のシミ・・性ホルモン分泌不足、副腎機能低下
3.シミには原因がいろいろある
1)便秘、宿便によるシミ・・・
便秘になるとそこで発生した毒素が腸壁から吸収されて、血液は汚れ、体中を駆け巡り、シミ、小じわ、肌荒れの原因となる。
2)貧血、冷え症によるシミ・・・
女性に多いこれらの症状は、血液が不足したり、血流が悪いため、皮膚の細胞への酸素や養分の 供給が充分でなく、代謝分解物の運搬排除も 低下しているために、シミができる。
3)老化によるシミ・・・
若い時は皮膚細胞や色素細胞の新陳代謝が活発であるが、加齢と共に新陳代謝は衰え、メラニン色素が沈着しやすくなる。女性の場合は閉経期を過ぎると、女性ホルモンの分泌も減り、皮膚も荒れてくる。また加齢と共に脳下垂体 から出るホルモンも減って、保水能力も減ってきて、カサカサ肌になる。
4)肝機能低下によるシミ・・・
肝臓は体内に入ってくるあらゆる物を分解解毒し、再配分している。肝臓の機能が低下すると、皮膚に色素が沈着し易くなるし、慢性病でいつも薬を飲んでいたり、化粧品をいつも厚く塗っていると、ますます肝機能が低下する。尋常性肝斑と言われるシミは肝臓機能低下によりできる。
5)腎臓機能低下によるシミ・・・
腎臓も解毒代謝の役割をしていて、機能が低下すると、血液中に老廃物が増えて、解毒能力低下して、シミを作る。腎臓が弱ると肝臓の負担も増えて、悪循環する。
6)ストレスによるシミ・・・
ストレスを受けると、副腎皮質ホルモンが刺激されて、メラニン色素を増加させる。またストレスは活性酸素を増やすから体に良くない。
7)紫外線からの刺激によるシミ・・・
強い紫外線を長時間浴びると、皮膚に良くないことは誰でも知っている。最近は皮膚がんの原因とも言われている。紫外線による皮膚の炎症の後はシミになる。そもそも紫外線が活性酸素を発生させているが、体内でも活性酸素を発生させることもあるから、留意が必要である。
8)偏食やタバコによるシミ・・・
肉食ばかりしている人は、肌は汚くなるし、シミも増える。肉や甘いものは、腸内環境を悪化させて、血液は濁るし、肌に良い筈がない。欧米人のご婦人の肌が汚いのはこのためである。タバコが肌に良くないことは説明するまでもない。食べ物が悪くて、腸に炎症が起きると、腸壁がただれて、分子の大きい栄養物が血中に吸収されて、皮膚に出てくる。また摂取する栄養素のバランスが悪いと、皮膚形成も正常性を欠き、肌が荒れる。
9)薬、化粧品、食品添加物、農薬、空気中の化学物質など・・・
これらの化学物質は全て体にとっては、自然界には本来ありえない異物である。体は本能的に排除しようとするし、副作用が起きる。体内に残量して、臓器や器官の不調をもたらす。肌を綺麗にするために塗っている化粧品がシミの原因になることも多いという。
10)心臓病によるシミ・・・
顔は心臓の状態を反映している。心臓に脂肪が蓄積されると、顔にシミや斑点ができる。
4.外にもある重大な肌荒れの原因
1)AGE(終末糖化産物)による肌荒れ・・・
老け顔の人は早死にするという。この老け顔の原因と言われるものにAGEが関係している。AGEとは血中の糖分が細胞のタンパク質と暖かい体温に熱しられて、結合してできるもの。もう一つは加工食品の製造過程で糖分とタンパク質が加工中に熱しられてできるケースのものもあり、それを食べると体内に入ってくる。
これらが体内に蓄積されてゆくと、肌のシミや荒れの原因となる。これらは生活習慣病にも影響を及ぼすから怖い。
2)ゴースト血管による肌荒れ・・・
昨年から急に話題となっているのがゴースト血管の問題である。ゴースト血管とは動脈から静脈への血流の転換部分の毛細血管の先端がゴースト化、即ち消滅していて、各細胞への本来の養分や酸素の供給そして老廃物の回収という、新陳代謝機能が低下してしまうのである。当然肌の新陳代謝も低下してゆくから、肌荒れ、くすみ、シミなどが顔に出てくる。異常な赤ら顔やら粉が吹いて出ることもある。
3)各臓器の病変によるもの・・・
腎臓の機能低下で下まぶたのふくらみ、白髪、顔の黒ずみ。胃腸障害で青白い顔に。肝機能低下・・・黄色っぽい顔に。心臓の機能低下・・・赤っぽい顔に。ひどくなると白い顔に。便秘症のときは顔の肌の毛穴がくすむ。
5.なすべき美肌対策とは
1)便秘しない。宿便を排出して、腸内環境を良くする。それには少食にすることが必須となる。
生野菜ジュース、水分補給なども宿便排除に効果があるが、早く効果を出したいときは西式健康法では穏やかな緩下剤の水酸化マグネシュウムを使う。
2)きれいな生水と柿茶を合計一日に1.5リットル前後飲む。いっぺんに大量に飲むのではなく、ちびりちびりと飲む。柿茶には豊富にビタミンCが含まれていて、免疫力、抗ストレス作用、抗酸化作用もあるが、メラニン色素の発生を抑制して、肌を白くしてくれる効果がある。水分をコーヒーや緑茶、ジュースでは摂らない。コーヒー、お茶や酒には脱水作用がある。西洋には「コップ一杯の清水は一トンの化粧品にも優る」という諺がある。
3)長時間直射日光を浴びない。紫外線を浴びると活性酸素を発生させて、肌を痛める。
4)睡眠不足にならない。早寝早起きの規則正しい生活をする。睡眠不足や過労は肌の敵。ホルモンは夜寝ている時に作られる。
5)ビタミンC、ビタミンB1、B2、B6、Eが肌の代謝や血流を良くし、肌を綺麗にする。ミネラル分では硫黄が肌に良い効果がある。
6)毛細血管の消滅や硬化は甘いもの、アルコール、運動不足が原因である。毛細血管の再生には西式健康法にある毛管運動、裸療法が効果抜群である、誰でもすぐ実行できる。
7) 食生活を見直す。少食にする。出来れば三分づき玄米食にする。ニンジン、キャベツ、小松菜、ホーレンソウ、パセリ、リンゴなど五種類位入れた生野菜ジューを摂る。副食は海藻、大豆製品、カボチャ、青魚、白身の魚や小魚、黒ゴマなどを摂る。肉食や甘いものは腸内環境を悪くするから避ける。今の若い人は肉やフライや炒め物で脂肪分を摂りすぎているが、肌には良くない。欧米の女性の肌が汚いのは肉と甘いものの摂り過ぎが原因である。
8)健康体操をして、体全体の活性化を維持する。おすすめは自彊術体操が適当である。理由は筋力強化、有酸素運動、血液循環、骨格矯正、体液の弱アルカリ性、交感神経の均等化、体全体の柔軟化、経絡刺激などの面から、無理なく誰でも簡単に家で実行できる。
9)ストレスを溜めない。マイナス思考を持たず、前向きに、好奇心を持って生きれば、いつまでも若々しい気持ちが保てるし、ストレスもたまらない。精神の老化が身も心も老けさせる。
10)肥満の人は痩せる。肥満の人は心臓に脂肪がついている。それが活性酸素によって、過酸化脂質に変わって、シミをつくる。
11)体にとって異物であるあらゆる化学物質の入った添加物の入った加工食品などを摂らない。
12)解毒やホルモンに関連する肝臓や腎臓、副腎、脳下垂体などの機能正常化のためには、上述した様な対策はどれひとつ欠かせない。肝臓や腎臓の強い人は肌にハリがある。
6.まとめ
1)驚異的な美肌療法を望むならば、断食療法をすることである。簡単な朝食抜きの二食にしたり、毎週一回土曜日だけ断食すれば、その美肌効果は大きい。しかしその時は適切な指導者の下で行う方が良い。そして食する品目の質も吟味しないといけない。
2)「内皮は外皮に通じる」という言葉がある。口から食道、胃、小腸、大腸、肛門までは一本のパイプで繋がっている。特に小腸や大腸に宿便があったり、腸内が炎症を起こしていたり、腸内環境が悪ければ、その腐敗物から出るインドール、スカトール、アミンなどの毒素が体内に吸収されて、血液を汚濁させる。皮膚の細胞は約27日で入れ替わるが、その新陳代謝の元である血液が汚れていると、美肌は望めない。腸の汚れは外皮に反映しているのである。腸のきれいな人に、顔にシミのある人はいない。
3)加齢と共に老人斑と言って、過酸化脂質の分解物とタンパク質分子が結合してリポフスチンという色素を作り、皮膚に沈着する。それを加速させるのは活性酸素である。皮膚のメラニン色素を増やす働きをしているのも活性酸素であるから、活性酸素を増やさない努力と抗酸化物を摂取して、それを減らす努力も必要である。
4)コラーゲンがつるつるの肌の基を形成しているから、コラーゲンの含まれている物を食べれば良いと信じているのは、間違いである。口から入ったコラーゲンは,一旦消化器官で細かくアミノ酸に分解されてしまう。それが再びコラーゲンとして再生される保証はない。どんな食べ物でも、薬でも、酒でも、口から入ったものは必ず肝臓で分解することに体のシステムが出来上がっている。コラーゲンを体内で造成させるには蛋白質を基にして、ビタミンCと酵素が必要であるから、ビタミンCの摂取が欠かせない。
5)西式甲田療法で今まで多くの患者さんが体験してきた美肌療法がある。それは発芽玄米の生の粉末を煮たりせずにそのまま食するのである。これをご飯代わりに食べると、一週間もすれば肌が見違えるようにすべすべになる。水に溶いて、ハチミツを少し入れて食べやすいようにする。生の発芽玄米の澱粉はβ(ベーター)澱粉なので、胃でブドウ糖に消化されずに大腸へ行き、短鎖脂肪酸になって、吸収され、エネルギーとなる。この時大腸で酢酸、プロピオ酸、酪酸が出来て、腸壁を修復して綺麗にするし、便通も快腸となる。
発芽玄米にはギャバ(GABA)というγ(ガンマ)アミノ酪酸が多く含まれていて、脳の血流を良くする働きがある。玄米を粉にするには、製粉機、フードプロセッサー、コーヒーミルなどで作ることができる。詳しいことは「腸をキレイにする!」甲田光雄著 日経BP社参照。
6)「生きたものは生きたものに養われる」これが生物界の大原則のひとつである。生の水、生の野菜ジュース、生の玄米が体を生き生きさせるのである。これまで何度も紹介してきたが、八尾市で鍼灸師をしておられる森美智代さんはもう23年間も一日に青汁一杯で、元気に生活しておられる。正に少食の生き証人である。現代医学界がこの事実について、真摯に取り組んで、今の栄養学の矛盾点を解決する努力をしてもらいたいものである。そうすればガンも生活習慣病も難病も激減すること間違いない。
7)「顔にシミがある人は概して対人関係が下手である」長年患者に接してきた医者の言葉である。
毎食ごとに、まるで何かに取り憑かれたように、酒を飲み、ガツガツ肉やお菓子を食べる人がいる。
明日もまた三回も食べられるのに。
食とは命を戴いているのである。
感謝して体に必要なだけで済ます心構えを持ちたいものである。
飽食から逃れられない人には先ず心の宿便を取らないと、シミ取りの話は無縁かもしれない。
おわり
1802年~1945年までの長きにわたり、フエで政権を握っていた阮朝は、初代ザーロン帝から始まり、その2代目の皇帝がミンマン帝(1820年~1841年)である。
この廟は、1840年から約3年間かけて建設され、帝自らが設計したと言われる中国風(当時の清国)の廟。
現在世界遺産に登録されている。
広大な敷地は、公園のようであり、当時の権力がうかがえる。
↓ 入口
↓ 白い石が敷き詰められた庭の正面に正門の大紅門
この門は皇帝の遺体を運び込んだ時に一度だけ開かれ、以降閉鎖のままなんだそうな。
↓ 霊魂を守っていると言われているゾウや馬や兵士の像
↓ 碑亭 (ミンマン帝の功績が書かれた碑石が置かれている)
↓ 碑石
↓ 寝殿(礼拝堂)である赤色と金色の装飾の崇恩殿
↓ 明楼への橋の左右は澄明湖
↓ 明楼をくぐると新月池があり、聡明正直橋が陵墓までかかる。
新月池というだけあって池の形は三日月型で、三日月は皇帝の崩御を表しているという。
↓ 橋を渡って階段を上ると、開かずの門があって、その向こう側の山全体が陵墓。
この山の何処に埋葬されているのかは、未だ分からないそう。
ミン マン帝が尊敬されているのは、ベトナムの孤立主義を支持していた一方で、農民たちの窮状に心を痛めていたためです。
この帝廟の建立は、彼の統治時代から計画されていましたが、建設開始直後の 1841 年に死去したため、後継者であるティエウ チの時代に完成しました。
ミン マン帝廟への道を歩くだけでも、すがすがしい気持ちになれます。
「地」「水」「天」を表現した 3 つのテラスを上がると、贅沢に飾られた金属の門にたどり着きます。
ここでは伝統的なベトナム衣装を身につけた武人たちの小さな像、そして横には戦いの扮装をした象の彫刻を見られます。
この門はぜひじっくりと鑑賞してください。龍の形をした手すりは見事という他ありません。帝廟への門は 1 年に一度、ミン マン帝の命日にのみ開放されます。
近くには、トラン ミン ホ (とても透明な池) という池があり、彫刻の施された 3 つの石橋がかけられています。
ただし現在では、その水は暗く濁っています。中央の橋は皇帝専用に作られたものですが、唯一使われたのは、彼が死去したときです。
カイディン帝廟は、フエ郊外にあるグエン朝 最後(第12代)の皇帝・ カイディン帝が永眠する廟。
1920年に着工、12年もの歳月を費やして造られた西洋風建築で、1931年皇帝没後 6年目のフランス統治時代に完成した。
中国とフランスの影響を受けたと思われる。
フエには、歴代王朝の帝廟が多くあるが、見学出来る帝廟としては一番装飾が見事らしい。
↓ 帝廟全体図
↓ 入口
↓ 門を入って更に階段
↓ 階段を上ると、皇帝の偉業をたたえた二層づくりの八角形の石堂がある。
↓ さらに階段を上る
↓ 廟の中に入ると、金箔で装飾された青銅のカイディン帝の等身大像
2018年1月17日(水)、朝食後ハノイのノィバイ空港からベトナム航空1543便にてフエへ。
ハノイはこの日も深い霧がかかり、朝8:40分の便が2時間ほど遅れた。
フエまで飛行機で一時間強。
↓ ベトナム航空の飛行機
今回の旅はすべてベトナム航空だったが、着陸はどの飛行機も非常にスムーズで、
腕の良さを体感した。
フエはベトナム最後の王朝 ” グエン朝 ”の都として栄えた古都。
旧市街の中心に広がる王宮は、中国の紫禁城(故宮)を規範にザーロン帝が建設に着手し、2代ミンマン帝の世に完成した。
グエン朝は1802年、フランスの援助を受け、内乱が続くベトナムを統一したザーロン帝により創設された王朝。
フランスの植民地化や第二次世界大戦などに翻弄されながらも、13代・143年間にわたって続いたと言うからすごい。
↓ 王宮内地図
↓ 牛門から入り、門を振り返る。
↓ 牛門の正面には皇帝の即位式が行われた太和殿。
随所に龍の装飾が施され、中国への憧憬が窺われる。
あまりに広すぎて、どこをどう案内されたのか? サッパリ分からない。
古い建物も敷地内にいっぱいあって、ガイドの説明もただ頷き、聞き流すだけ。
ガイドの説明で覚えているのは、ベトナム戦争の時、アメリカ軍の空爆で史跡が破壊された事実。
こんな文化財を戦争と言えど空爆するのは許せない!
とにかくこの世から如何なる戦争もなくなりますように・・・と願って止まない。
とにかく王宮を後にした。
オーガニックマーケットから香川への帰り道、うなぎの美味しい店があると言う。
かいだ屋と言う店。行列ができる店で、1~2時間待ちはザラらしい。
11時半からの開店に10時過ぎに行ったら、もう先客が2~30名いた。
へぇ~! すごい!
かいだ屋のHPに曰く
かいだ屋では、ご注文を受けてから生鰻を炭火でじっくり焼き上げます。
そのため、三十分程度お待たせする場合がありますが、それも、本当に鰻をおいしく召し上がっていただくため何卒ご了承ください。
・・・と。
また鰻については、
宮崎県の中村養鰻場から直接鰻を仕入れています。
皆様に安心して召し上がっていただきたいため、国産のうなぎにこだわっています。
お米は、高知県浜改田産コシヒカリを契約農家さんに作っていただいています。
低温貯蔵庫で保管しておりますので、一年中新米の風味で召し上がっていただけます。
・・・・と。
↓ 飛行機看板
店主が飛行機好きで、セスナ機を看板にしている。どうやって運んだの?
店の中へ案内され、料理が出てくるまで一時間はかかった。
店に来て2時間はいた計算。
確かに美味かったが、もう一度来る気はしなかった。
毎週土曜日、高知でオーガニックマーケットが開かれていると言う。
ローカルニュースのテレビで見た。
最近はオーガニックブーム、早速 出掛けた。
このマーケット、有機をコンセプトに、無農薬の農産物や無添加の加工食品づくりに取り組む人たちが出店者となり、2008年から毎週土曜日に開催されているという。
オーガニックと銘打ったマーケットとしては日本初なんだそうな。
池公園と言うあまりに広大な広場なので、出店舗数がそれなりに多いのだが、まばらに思える。
一時間もいればもう十分な気がして、手作り味噌と美味しそうなパンを買って引き上げた。
↓ 池公園
来た人がどこから来たのか書く黒板があって、遠くは福岡とか兵庫からの来場者もいた。
香川県から・・・はまだ近い方。
2018年4月10日は瀬戸大橋開通30周年記念日。
本州四国連絡橋3ルートの先陣をきり、昭和63年4月10日に開通した。
日本で最初に国立公園に指定された瀬戸内海の真ん中を通る瀬戸大橋は、道路と鉄道の併用橋として最も長い橋、ギネスにも認定されている。
これを記念して、今年秋頃まで各種イベントが多数開催されるとか。
早速4月7日に、1万5千発の花火が打ち上げられる予定だったが、強風により中止。
残念!!!
一方、7日,8日の大橋上空ヘリ遊覧飛行は、強風で中止かと心配したが、予定どおり行われた。
応募人員二日間で300名、早いもの勝ちの申し込みでセーフ。これも知人のおかげ。
あっと言う間の空中散歩だったが、瀬戸大橋を真上から見れて圧巻だった。
パイロットを入れて6人乗り、パイロット横に1人、後部に4人。
どう席を決めるかは5人でジャンケン、
勿論、1位は前の席、後は窓際が2位と5位。
幸い私は2位で窓際に陣取れた。 ラッキー
高度500mの上空を飛ぶ。
ヘリコプターに乗るのは初めての経験、もう少し飛んでいたかったなぁ~。
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