重要文化財 江川邸
大砲を造るための韮山反射炉を建言した江川英龍の屋敷跡である。
英龍が代官も勤めていたから、韮山代官所跡でもある。
↓ 正面は表門(1696年建築)
↓ 土間(約50坪の広さ)
↓ 土間の天井、天井板が張ってないので屋根裏の架構がむき出し。
↓ 庭の金木犀が良き匂いを放っていた
桜の木に楓と樫の木が宿った宿木で、春は桜、秋には紅葉が楽しめるらしい。
↓ パン祖の碑
江川英龍は、天保13年(1842年)頃、パンを兵糧にしようと部下にパンの製造法を学ばせ、自宅内にパン窯を築いて実際にパンを焼かせた。
昭和28年、全国パン協会は英龍を『パン祖』として顕彰し、この碑を建立したと言う。
屋敷内に英龍が家臣の娘が嫁に行くにあたり、書き与えた訓言なる書があった。
現在の女性には到底受入れがたい内容かと思うが・・・・、一部を紹介。
夫を「天」とするのは、誰もが理解していることであるが、天を怨み、厭うようになったとしても、どこかへ逃げることはできないのだから、これから書く事を心に留め、良く良く夫に仕えるようにしなさい。・・・・・ アト略
↓ 英龍の自画像
「旅に出よ」カテゴリの記事
- 奄美空港(2023.05.02)
- あやまる岬(2023.05.01)
- ハートロック(2023.04.25)
- 奄美大島 その2 ( 加計呂麻島 )(2023.04.19)
- ハブセンター(2023.04.20)
コメント