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1.予防に勝る健康法なし
早期発見、早期治療は病気治療の大原則である。体に異変を感じたら、躊躇することなく、病院へ行き、診断を仰ぐことが大事である。少なくとも自治体が実施している年一回の「健康診断」は必ず受けた方がよい。そして結果が出たら、自分の健康状態がどうであったか、ひとつひとつチェックして、自分の置かれている状況を確認し、採るべき次善の策を採ることが肝要である。
2.主な検査項目の見方
下の表は金沢市のすこやか健康診断の検査項目表や病気で受診したときに貰った検査結果表を基に作成した検査項目の解説である。
3.検査基準値は適正なのか
最高血圧やコレステロールなどの基準値がはたして適正なのかどうか、今まで何人もの医者によって、疑問視されてきた。例えば最高血圧が130を超えると高血圧症と見なされて、治療対象となる。同じような事がコレステロール値についても疑問がもたれている。基準値を厳しくすることによって、何千万人の人が治療対象になってくるから、経済的な医療費負担の問題と薬の副作用も懸念される。
どんな病気でもそうだが、医者の見解に耳を傾けることも大事だが、納得がいかない場合は自分で納得がゆくまで、調べることが必要である。
4.検診項目の限界
自治体が実施する健康診断は検診項目の範囲が限られており、あらゆる体の異常を発見出来るわけではないことはご存じのとおり。しかし年一回は受診すべきである。何故なら今まで折に触れて述べてきたように、日本列島は病める人で溢れている。高血圧の人が4000万人、糖尿病は予備軍を入れて2200万人、高尿酸値症500万人、メタボ960万人、骨粗しょう症1300万人、慢性腎臓病1300万人、脂肪肝3000万人、脂質異常症3200万人など異常だ。
5.まとめ
1.最近は健康問題の関心が高まり、健康フェアなどで上記以外に骨密度、血管年齢、毛細血管などを測定する機会もある。診断結果の数値を
真摯に受け止め、対策を講じてほしい。
2.いま日本に65才以上の人が3557万人いる。全人口の28.1%になっている。これ等の人達はひとつやふたつ病気を抱えていても決しておかしくないという異常事態に直面している。
3.もっと国民一人一人がこれら生活習慣病を減らすためにどうすべきがアクションを取ってほしいものだ。他人事のように思っていてはいけない。
病気には医者に治してもらう病気と、自分で努力して治す病気がある。特に生活習慣病は長年の悪しき生活習慣の結果であるから、日頃からの心がけが大事なのである。
病気になって医者の言われるままに薬を飲むだけでは無為無策というもの。生活習慣病の場合は薬は根本治療にはならなず、症状を緩和するだけである事を知りながら、相変わらず右手に盃、左手には降圧剤、これでは風刺漫画の構図である。どうしてこんな病気に負けるものかと改善努力をしないのだろうか。
おわり
寒霞渓を後にし、次に向かったのは道の駅”小豆島オリーブ公園。
オリーブ公園公式サイトによると、
ここオリーブ公園は、宮崎駿監督のアニメ 「魔女の宅急便」が実写化(2014年公開)されたロケ地。
このことから、公園内の斜面でほうきに跨り、映画の主人公キキの気分を楽しもうと、ジャンプした瞬間をパチリと、やる観光客が多い。
それもそのはず、オリーブ記念館の中で、ほうきを無料貸し出ししているからだ。
公園のあちらこちらで「魔法のほうき」を使って撮影している姿が公園の名物となっている。
↓ 上の景色が撮れる場所(ギリシア風車がある丘)
↓ オリーブ記念館
古代ギリシアのオストラキシモス(陶片追放)に使用された陶片がモチーフ。
民の投票で、公職に就く人を選んだりふさわしくない人を追放したり、また、裁判で陪審員が投票する際に用いたもので、中央の心棒があれば無罪、なければ有罪を示す。
このモニュメントは、罪のないことを表し、平和の島「小豆島」にふさわしいモニュメントとか。
↓ 公園内に神社を見つけた、「荒神社」とある。
江戸時代中期の明細帳にも記されており、創建は更にさかのぼると伝えられている。
現在の社殿は昭和 58年に改築されたもの。
この神社の境内にはかって立派な茅葺の舞台があり、祭日には里人によって芝居や踊りが催された。
又境内には土俵が作られ若者達の相撲が行われた。
舞台は昭和30年頃の台風で倒壊。
社殿の周囲には「足の神」「五神列記」の石板,山の神の遙拝所などが祀られている。
公園内のオリーブの木々には、色づいた実の枝がたわわにこうべを垂れていた。
↓ 幸せのオリーブ色ポスト、現役のポスト
赤色でないポストを目にするのは初めてかも知れない。
現役時代に東京ヘは何回も仕事で行ったが、観光はした事がない。
観光するならハトバスがが手っ取り早いと思っていた。
東京に住む息子が一度はおいでと言ってくれたので、静岡へ来たついでに東京へ行くことにした。
9月30日、折しも台風24号が接近する中、静岡から東京へと向かう。
この日の伊豆観光が終わって静岡駅に着いたのは14時ころ。
ホームに上がると、今二時間遅れのこだまが東京行きの最終便とのアナウンス。
ラッキーだった。
ホームで待っていると、またアナウンスがあった。
東京行きの臨時便がこだまの後出ているので、そちらへもどうぞ・・・と。
ホームに滑り込んで来たこだまは全車満席どころか、通路にも身動きできぬくらいの人・人・人。
この電車に絶対乗らねば・・・と意気込んでいたが、あまりの混み具合にうんざり。
車掌に次の臨時便はいつ?と尋ねる。
車掌曰く、ほらあそこに待機しているのがそうですよ・・・と。
それで安心して待つことにした。
こだまが出て臨時便が到着。
前の列車とは大違いで席はガラガラ、これまたラッキー。座ることができた。
東京駅に着くころには、各駅から乗る人でガラガラが段々混んできて、満席にはなったが。
あくる日は台風一過の青空、ハトバス旅が楽しみである。
この日は月曜日とて、長男は仕事、息子嫁とその姉さんが案内をカってくれた。
↓ ハトバスの停留所
選んでくれたハトバスメニューは東京駅から浅草寺へ、
そこから隅田川を船で下り、日の出桟橋を経て東京駅に戻ってくるコース。
↓ TV映像でよく見る雷門
↓ 雷門からスカイツリーがよく見える
↓ 観音堂に至るまでの仲見世
雷門から宝蔵門まで長さ約250mにわたって、参道の両側に朱塗りの店舗が並ぶ。
日本で最古の商店街のひとつで、年中活気に溢れている。
この日は月曜日にもかかわらず大勢の人・人・人。飛び交う言葉は中国語が多い。
仲見世という名は、浅草広小路(現在の雷門通り)あたりに並ぶ店と
浅草寺観音堂前に並ぶ店との中間、つ
まり「中店」ということからこの名で呼ばれるようになったとも言うとか。
このお堂のおみくじはシビアーと言うので、引いてみたら”吉”と出た。
息子嫁とその姉さんも”凶”だったから、シビアーと言うのは本当らしい。
さて私の”吉”の運勢やいかに?
次は隅田川の川下り。
↓ 浅草の船乗り場からスカイツリーとアサヒビールのシンボルタワーが青空に映える。
↓ 船内風景、相変わらず外人が多い
↓ 上りの観光船と遭遇
一日良いお天気だった。これが”吉”のご褒美かも。
丸亀ユネスコ協会で阪大微生物研究所を見学するという。
早速、参加の申し込み、一度は行ってみたかった所。
サラリーマン現役時代、異業種交流会でこの会社の人と何度か会ったことがある。
名前はもう忘れたが・・・。
名刺交換した時、へぇ~香川県にも阪大があるんだ・・・と思った。
JR 観音寺駅からタクシーで向う、行った先は”BIKEN”瀬戸センター。
↓ BIKEN 瀬戸センター(写真は会社パンフから)
日本の感染症対策が発展途上にあった1930年代、当時40歳の若き細菌学者・谷口腆二博士が「日本国民を感染症から守るためには伝染病に関する研究機関が必要」と考え、奔走した結果、山口 玄洞氏の賛同を得、同氏の篤志を基金に1934年、大阪大学発のベンチャーとして阪大微生物研究会(当時財団法人、後にBIKEN財団)が誕した。
1946年に発疹チフスワクチンの供給ニーズに応えるべく、ここ香川県観音寺市に研究所を設立、以来 ワクチンの研究・開発と生産・供給を行っている。
水痘ワクチンは日本初・世界初のワクチンと云う。
そんな凄い会社が香川県にあった・・・とは只々驚きである。
↓ 瀬戸センター
担当者がパワーポイントを使って、会社概要や製品について説明してくれた。
また、ワクチンとは一体何なのか? ワクチンの効果とは何か? を説明。
まず効果はひと言で云うと、その病気に予め軽く罹っておくと重症になるのが防げること。
ワクチンには「生ワクチン」と「不活化ワクチン」があり、
■ 生ワクチンは、病原体は生きているが、病原体のウイルスや細菌が持っている病原性を弱めたもの。これを予防接種すると、その病気に自然にかかった状態とほぼ同じ免疫力がつく。
これの代表的なワクチンとしては、はしかや、風しん,水痘,BCG,おたふくかぜなど。
■ 一方、不活化ワクチンは、病原性を無くした細菌やウイルスの一部を使うため、生ワクチンに比べて免疫力がつきにくい。従って、何回かに分けて接種する。
この代表的なワクチンとしては、ジフテリアや百日せき,破傷風,日本脳炎,インフルエンザなどのワクチンがある。
BIKENではインフルエンザワクチンの製造数が一番多いとか。
↓ 製品群
こうして無事見学会は終わった。
講演会の翌日は遠方から来たお客さんを観光案内へ。
今年は小豆島へ行くことに。
昔は春のオリーブマラソン、秋のタートルマラソンに毎年参加していたから年に2回は訪れた島だった。
今はマラソンを止めてもう 5~6年になるから、久しぶりの小豆島訪島。
高松港から出航して約一時間で土庄港に着いた。
前にはなかった大きなオリーブの葉をモチーフにしたモニュメントがあった。
いつできたのだろう?
観光スポットはいろいろあれど、まずは寒霞渓へ行こうという事になった。
車を走らせていたら、白い巨大な観音像が見えて来た。
予定にはなかったが、あまりに迫力満点で、立ち寄る事にした。
この像は小豆島大観音佛歯寺と云うお寺にあり世界一美しい観音様といわれ、
別名を「幸せ観音」と言うらしい。
↓ この観音様について、ウキペディアから
スリランカの仏教聖地・キャンディに位置する佛歯寺(ダラダー・マーリガーワ寺院)から
1985年に釈迦の犬歯を寄贈されたのをきっかけに、大観音像を建立。
1994年に竣工、1995年に公開された。
大観音像の高さは明らかにされていないが、約50~60mといわれる。
胎内には本尊をはじめ、寄贈された約1万体の胎内仏が並ぶ。
エレベーターで胎内を登ると、仏歯を納めた仏歯の間に至る。
ここからは瀬戸内海や岡山港を望むことができる。
せっかく来たのだからと、胎内に入る。
エレベーターがあって、あっという間に観音様の胸あたりにある展望室に至る。
曇りはじめていて景色は今一だったが紅葉の様子が一望できた。
観音様を後にし、紅葉たけなわとまではいかない赤や黄色の木々をかいくぐり寒霞渓へと辿る。
ロープウェイの山頂駅には月曜日というのに結構な観光客で賑わっていた。
↓ 国立公園・寒霞渓を少しご紹介
寒霞渓は「日本三大渓谷美」のひとつと称され、東西8Km,南北4Kmにわたり奇岩怪石がひろがり、春の新緑,夏の深い緑,秋の紅葉,水墨画を思わす冬と四季それぞれの色合いとのコントラストは他に類を見ない素晴らしさです。
また、ロープウェイで片道5分の空中散歩によっても渓谷のすばらしさを堪能できます。
↓ 寒霞渓山頂の紅葉
空中散歩もしたいとのご希望で、ロープウェイに乗ることにした。
ロープウェイで山頂から下ってまた上る経験は初めて。
↓ ロープウェイから見た風景
↓ ロープウェイ 「こううん駅(紅雲亭)」に到着
寒霞渓の紅葉を満喫できた旅でした。
去る11月11日、坂出市市民ホールにてNPO法人健康を考えるつどいが主催する健康講演会が開かれた。
毎年この頃は季節も良いこともあって、各地でイベントが目白押し。
今年は果たして何人くらい聞きに来てくれるのだろうと心配!!
結果は約300人もの方々に来場頂いた。感謝!感謝!である。
坂出市民ホールも来年3月には閉鎖される事が決まっていて、このホールでの開催は最後となる。
↓ 市民ホール 正面
↓ フラワーアレンジメント教室作品展
↓ 絵手紙教室の作品展の展示
↓ 健康教室でオカリナ教室を指導される赤尾先生指揮による演奏会
↓ 同じくコーラスの指揮も。
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