阪大微生物研究所(BIKEN)
丸亀ユネスコ協会で阪大微生物研究所を見学するという。
早速、参加の申し込み、一度は行ってみたかった所。
サラリーマン現役時代、異業種交流会でこの会社の人と何度か会ったことがある。
名前はもう忘れたが・・・。
名刺交換した時、へぇ~香川県にも阪大があるんだ・・・と思った。
JR 観音寺駅からタクシーで向う、行った先は”BIKEN”瀬戸センター。
↓ BIKEN 瀬戸センター(写真は会社パンフから)
日本の感染症対策が発展途上にあった1930年代、当時40歳の若き細菌学者・谷口腆二博士が「日本国民を感染症から守るためには伝染病に関する研究機関が必要」と考え、奔走した結果、山口 玄洞氏の賛同を得、同氏の篤志を基金に1934年、大阪大学発のベンチャーとして阪大微生物研究会(当時財団法人、後にBIKEN財団)が誕した。
1946年に発疹チフスワクチンの供給ニーズに応えるべく、ここ香川県観音寺市に研究所を設立、以来 ワクチンの研究・開発と生産・供給を行っている。
水痘ワクチンは日本初・世界初のワクチンと云う。
そんな凄い会社が香川県にあった・・・とは只々驚きである。
↓ 瀬戸センター
担当者がパワーポイントを使って、会社概要や製品について説明してくれた。
また、ワクチンとは一体何なのか? ワクチンの効果とは何か? を説明。
まず効果はひと言で云うと、その病気に予め軽く罹っておくと重症になるのが防げること。
ワクチンには「生ワクチン」と「不活化ワクチン」があり、
■ 生ワクチンは、病原体は生きているが、病原体のウイルスや細菌が持っている病原性を弱めたもの。これを予防接種すると、その病気に自然にかかった状態とほぼ同じ免疫力がつく。
これの代表的なワクチンとしては、はしかや、風しん,水痘,BCG,おたふくかぜなど。
■ 一方、不活化ワクチンは、病原性を無くした細菌やウイルスの一部を使うため、生ワクチンに比べて免疫力がつきにくい。従って、何回かに分けて接種する。
この代表的なワクチンとしては、ジフテリアや百日せき,破傷風,日本脳炎,インフルエンザなどのワクチンがある。
BIKENではインフルエンザワクチンの製造数が一番多いとか。
↓ 製品群
こうして無事見学会は終わった。
「日々生活の中で」カテゴリの記事
- 人生の応援歌(2025.01.16)
- 母の33回忌(2025.01.15)
- シルバーにお願いした(2025.01.10)
- さよなら システムハウス(2025.01.14)
- 城山温泉倒産(2025.01.09)
コメント