けいの里
前田宗一氏が運営する「香川県資源研究所」の施設を【けいの里】と呼ぶ。
ここで、サヌカイトの展示やコンサートを行っているが、展示場はいつもオープンしているわけでなく、予約がなければ入れない。
金山ニュータウンを上り切ると二本の石柱門があって、初めて来た人はその奥に何があるのか知る由もない。
知らなければ、これ以上進めないと思い、足を踏み入れない。
今回自彊術の佐野先生のご紹介で、この施設を見学できるチャンスを得た。
聞けば前田 宗一氏は佐野先生の従妹にあたるそうな。
門を入ると広場があり、さらに奥へと道が続く。
砂利の山道を300mほど進むと左手に建物が見えてきた。
こんな所にこんな立派な建屋と瀬戸芸のようなアート作品とがあるなんて!!!
この付近を案内してくれた。
まずは小さな泉だが湧き水があるのだろう、水が絶えたことはないという。
保元の乱に敗れた崇徳上皇が,讃岐へ流され坂出の地でお亡くなりになった。
↓ その知らせを京へ届け、対処法などを仰ぐ間、ご遺体を浸しておいたと言う泉。
この泉の水は景行天皇の頃、悪魚退治のため讃岐に派遣された日本武尊の息子と兵士が悪魚の毒にやられたのを蘇生したと言われている聖水なんだそう。
↓ 池の横に鎮座ましますお地蔵さん
このお寺は空海が仏を三体彫って村人達と一緒に開いた寺で、中には行基作と云われる石仏も安置され、江戸時代まで79番札所だったとか。
その後、札所は山のふもと(天皇寺・高照院)に下りて、瑠璃光寺は奥の院として再興された。
奥の院は長く京都・仁和寺の修行道場として僧侶が生活をしていたとも。
前田氏の話によると、老朽化でこのお寺を復興しようとの話もあったが立ち消えになったとか。
↓ またその横には金山神社
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