インドネシア旅(タマン・サリ)
タマン・サリとは「美しき庭園」の意味を持つジョグジャカルタの宮殿。
王宮「クラトン」から車で5分ほどで行けるこの宮殿には、スルタン(王)に仕える女性たちが水浴びを楽しんだと言われる石造りの入浴場がある。
周りをとり囲む花園は、優雅で華やかな宮廷時代を彷彿とさせる。
↓ 入口道路
↓ 入口門
↓ 門をくぐると
↓ 奥にまた門があって、そこを抜けると、プールのような大きな池がある。
ここはクラトンの建設から10年後にジョグジャカルタの初代スルタン・ハメンクブオノ1世によって建設された。
王様の水浴び場で、大きな池があるから「水の宮殿」とも呼ばれる。
今も堅牢な煉瓦造りの壁で囲まれた宮殿の内側には、三つの池の跡が残されている。
王に仕える女性たち(日本でいえば大奥の女)がここで水浴びを楽しみ、王は宮殿の窓越しにその様子を眺めていたとか。
女性たちは王に気に入られるためにここで美を競ったのだそう。
いつの時代も男女の駆け引きは同じか?
↓ 王が覗いていたであろう部屋からの風景
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