出雲大社
出雲大社へは何度か来たことがある。
でも境内をじっくり散策したのは今回が初めて。
出雲大社の正しい参拝方法は神門(シンモン)通りの大鳥居から始めると聞いた。
それで、大駐車場に車を置き、神門通りまで出たが大鳥居はまだまだ遥か向こうにあった。
ちなみに出雲大社の駐車場は無料、お金を取っても良さそうなのに、流石「縁結びの神」を祀るだけあって太っ腹。
大鳥居まで行くのは大そうとて、勢溜(せいだまり)の正面鳥居から入る事に。
↓ 案内図
↓ 鳥居をくぐると、橋の向こうに松の木々が見えた。
橋を渡ると石畳の下り参道が続き、そこから砂利を敷き詰めた松並木(松の参道)が本殿へと続く。
参道の松は樹齢400年を超えるというからすごい!
真ん中の参道は神様が通る道、参拝人は松並木の右側か左側を歩く。
↓ 参道が終わると右側に出雲大社の御祭神・大圀主大神の像が目に飛び込んでくる。
大國主大神は「幸魂 奇魂(さきみたま くしみたま)」の”おかげ”をいただき、神性を養われ「ムスビの大神」となった。
それが、生きとし生けるものすべてが幸福になる縁を結ぶ ”えんむすびの神” と慕われるゆえん。
↓ 銅の鳥居が見えてきた
「銅鳥居」は、出雲大社の4本目の鳥居で「四の鳥居」とも呼ばれ、銅製の鳥居としては、日本最古の鳥居。
六十年に一度の大遷宮が2019年3月末をもって終了した旨が書かれた看板があった。
それによると、出雲大社「平成の大遷宮」は二期間にわたり行われた。
第一期は平成20年(2008年)4月より平成28年3月まで、第二期が平成28年4月から平成31年3月までで、令和が始まる前に終了したとある。
銅鳥居をくぐると拝殿が見えてきた。
出雲大社の参拝は何度も聞かされた「二礼四拍手一礼」。
金刀比羅宮の神官に聞いた話では、昔、参拝の仕方はそれぞれの神社で違っていたらしい。
それが「二礼二拍手一礼」に統一されたのだが、ここ出雲大社ではそれに従わなかったのか?
↓ 拝殿の裏に周るとご本殿がある。
ご本殿は塀で囲まれていて、その左側を奥に進むと正面に彰古館が見えてくる。
↓ 彰古館
境内には大国主命に助けてもらったとされる兎が何処かしこにいる。
↓ 本殿のさらに奥にある出雲大社摂社・素鵞社(ソガノヤシロ)
この社の御祭伸は素戔嗚尊。
素戔嗚尊は三貴子(天照大御神・月読尊・素戔嗚尊)の御ひとりで、天照大御神の弟。
出雲国に天降りされ肥河上に於いて八岐大蛇を退治した神様で、奇稲田姫を妻にし生まれたのが大国主大神。
↓ 神楽殿
ここが本殿かと思うほどの立派な門構え。
境内社の中に金刀比羅宮を見つけた。
出雲大社をすべて見たと思ったが、アトでネットを調べると近くに「北島国造館」とか「命主社」とかパワーポイントがあるらしい。
それはまたのお楽しみにして神社を後にした。
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