松江城
松江城は初めて、国宝だとか。
↓ 立派な石垣の入口が見えてきた。この石垣、ごぼう積みと呼ばれる方式なんだそう。
↓ 正保元年~4年(1644~1647年)江戸幕府の命により作成された絵図に現在の地図を重ねて表示した案内図
松江城天守は、四重五階地下一階の構造で高さ約30m。
貴重な現存天守のひとつとして1935年に国宝となり重要文化財に指定された。
この城は堀尾吉晴により、築城開始から5年の歳月をかけ、慶長16年(1611)に完成した。
堀尾家は豊臣秀吉,徳川家康に仕えた家柄。
吉晴は 関ヶ原の合戦で武功をたて、慶長五年(1600年)出雲・隠岐両国24万石を与えられた。
この城は前面に附櫓(ツケヤグラ)を設け、最上階から四方を見渡せる複合式望楼型天守とし、白壁を少なくして黒い厚板で覆った下見板張りが特徴。
軸組みは長さ二階分の通し柱と周囲に包板を鎹や帯鉄で取り付けた柱が多用されるなど独自の構法が用いられ、近世城郭最盛期を代表する城郭建築物として極めて高い価値がある。
城主は堀尾氏→ 京極氏と続いたが、いづれも嗣子なく断絶、その後松平氏が十代続き一度の戦乱に巻き込まれることなく明治維新を迎えた。
↓ お城の敷地内にある松江神社
松江神社は、1931年(昭和6年)に、松江藩中興の明主として仰がれた7代藩主・松平治郷と、松江開府の祖・堀尾吉晴の遺徳を称えて御神霊を配祀している。
« 歯周病が影響を及ぼす病気の数々 By 豊岡倫郎 2019-9-18 | トップページ | 万田発酵 »
コメント