伊豆への旅 その1(修禅寺)
静岡で毎年行われる健康講演会のあくる日は観光と決まっていて、これがまた大の楽しみ。
伊豆半島へは昨年に引き続き2回目の旅だが、まだまだ観光地はいっぱいある。
半島へ向かう途中トイレ休憩に寄ったのは「伊豆のへそ」と云われる「伊豆・村の駅」。
へそと言うが伊豆半島のその位置には見えない・・・まぁいいか!
ちなみに伊豆半島は本州で唯一フィリピン海プレートに位置し、かって南洋にあった火山島が北上、本州に衝突して半島になったとか。
へそを後にし、修善寺へ向かう。
修善寺は、その地名の由来とされる「修禅寺」をはじめ、豊かな温泉が湧く地としても有名。
この温泉は1,200年前に空海が発見した温泉で、街のシンボル的存在でもある「独鈷の湯(とっこのゆ)」は、日本100名泉にも選ばれている。
↓ とっこのゆ、川の真ん中にある足湯
お寺へ行って修禅寺の「ぜん」の字が地名のそれと違う事を初めて知った。
地名は「善」でお寺は「禅」だ。
↓ 修禅寺 山門
修禅寺は807年に空海が創建したと伝えられ、その後の約470年間は真言宗に属していた。
このお寺、創建初期には「桂谷山寺」と呼ばれ、「延喜式」には「伊豆国禅院一千束」と書かれる程の寺院。
鎌倉時代初期に「修善寺」と呼ばれ、鎌倉中期にに曹洞宗に改宗して「善」を「禅」に変更したとの説有り。
また、源頼朝の弟・範頼と、頼朝の息子で鎌倉幕府二代将軍・頼家がこの寺に幽閉され、この地で殺害されたと云われるが定かでないとか?
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