はとバスの旅 その4(円覚寺)
鶴岡八幡宮を後にし、はとバス最後の案内地は円覚寺。
円覚寺は弘安5年(1282年)創建、開基は元寇の役で活躍した鎌倉幕府の執権・北条時宗。
開山は宋から来朝した高僧の無学祖元(仏光国師)、創建の主な目的は蒙古襲来で戦没した多くの霊を敵味方なく弔う事。
無学祖元・仏光国師(1226~1286)は中国に生まれ12歳で出家して修行に励んだ後、かねてより深く禅宗に帰依していた北条時宗に招かれ元寇の真っ只中に来朝し、はじめは建長寺住持となった人。
↓ 山門へ向かう
天明5年(1785年)、円覚寺中興・大用国師誠拙周樗禅師の時再建された。
↓ 仏殿
仏殿は円覚寺の本尊である宝冠釈迦如来をおまつりしてある建物で、関東大震災で倒壊したが昭和39年(1964年)に再建された。
こうしてはとバスの旅は終わった。
東京への帰り道、交通規制にあい、1時間余りストップ。
明日(2019年10月22日)天皇の即位礼正殿の儀に参加する外国からのVIPを乗せた車を通すためだとか。
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