地獄めぐり(かまど地獄)
かまど地獄は温泉湧出量が日本一。
古来より氏神の竃門八幡宮の大祭に地獄の噴気(泉温 90℃)でお供え飯を炊いた習わしがあった事から「かまど地獄」と名付けられた。
↓ かまど地獄 一丁目
ここの池の色は地下にある岩盤が地熱によりできた粘っこいいろんな種類の粘土が溶け出した色。
↓ かまど地獄 二丁目
かまど地獄のシンボル・かまどの鬼がお釜の上に居座る。
岩の間からは100℃の蒸気が噴き出している。
看板に書いてあるのは「かまど地獄の不思議」
うっすらと湯けむりが出ている噴気口に向かいタバコの煙を吹きかけると、噴気口から湯けむりがぶわっ~と上がる。
ガイドのお兄さんが実験してくれました、びっくり。
温泉の蒸気とタバコの煙や火の粒子が物理変化をして蒸気の量が瞬間的に数倍、数十倍になるからだとか。
↓ かまど地獄 三丁目
コバルトブルーの池の水際には、白い石灰岩のようなもので縁取られている。
これは非晶質のシリカで温泉沈殿物(桂華)であり、70年前後かかってできたものと推定されている。
↓ かまど地獄 四丁目
ここの池の色は地下による岩盤が地熱によりできた粘っこい色んな種類の粘土が溶け出した色。
酸化鉄の色ではないとの事。
↓ かまど地獄 五丁目
ここの特徴は池の色が変わる事。年に数回ある日突然色が変化するという。
ブルーになったりグリーンになったり色が濃くなったり薄くなったり・・・、その原因は不明とか。
この地球、分からないことがまだまだいっぱい、宇宙人だってこの世に紛れ込んでいるに違いない。
↓ かまど地獄 六丁目
六丁目の鉄の濃度を測定したら510㎎/Lと他の2点と比べかなり高い値で、このことから赤褐色のほとんどが鉄の酸化物(Fe₂O₃)と推測されている。
かまど地獄を後にし鬼山地獄へ向かう。
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