佐柳島へ
毎月1回、丸亀走友会の仲間とこんぴらさんの奥社までお祈りとウォーキングを兼ねて行く。
もうかれこれ 6~7年は続いている。
一番多い時は一緒に行くメンバーが 6人はいたのに、高齢化が進み一抜け二人抜けして今は2人になった。
ふたりになった時から目先を変えて、瀬戸内の島々へ行ってみようという事になった。
それで先月は高見島へ出かけた。
高見島は昨年行われた瀬戸芸の舞台ともなった島のひとつで、その時は私ひとりで行った。
この島の竜王山山頂(標高297.3m)を目指したが、9合目まで来て道なき道をひとりで進むには危険ありと判断し断念。
それで、先月は二人で挑戦しやっと登頂できた。
山頂から海を見ると瀬戸内の島々があちこちに点在し美しい。
「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」と云われるだけはある。
来月はこの島のひとつ向こうの島へ・・・となったのが今回の佐柳島である。
多度津港からフェリーで高見島を経由して50分で着く。
面積1.83km2、周囲6.6km。人口は80人弱で、人より猫の方が多い島として猫好きには一度は行きたいと思う島。
↑ の写真で下方にある本浦港に着いた。
桟橋から島に上がると切符売り場があって、その周りにはネコの島と云われる所以の猫達がたむろしていた。
さて・・・どこへ行こうか?
港にあった案内看板を見ると、 249mの高登山(タカトヤマ)という山がある、でも道が書かれてない。
切符売り場のおばちゃんに聞いてみた。
「山へ登りたいんだけど・・・・道、ある???」
「あるけど今は行かない方がいいよ!」
「イノシシがいて出くわすとケガするかも知れんから・・・」
てっきり親切で言ってくれたと思った・・・が、次の言葉を聞いてがっかりした。
「ケガされたら、わしら島民が迷惑じゃからなぁ~」と。
ごもっとも、ごもっとも・・・とたんに登る気が失せた。
それで案内にある大天狗神社へ行くことにした。
↓ 桟橋から左へ進路をとると案内の矢印があった。
↓ おまいり道の入口
↓ 神社への階段
↓ 確かにイノシシが掘り返した跡が沿道に多々あった。
↓ 神社入口に到着
↑ ここがてっきり神社かと思ったら、まだ上へ続く階段があった。
どうもこの建物は社務所らしい。
↓ 本殿へ到着
この神社にお願いすると「なくし物」を見つけてくれるというが、私などなくし物が多すぎてとてもとても願いきれない。
私のなくし物・・・若さ・情熱・愛・やる気・親友・健康な心臓 ・・・等など。
↓ 大天狗
この神社のすぐ横に天狗の石像がある。
↓ これだ!
どう見ても天狗と言うよりサンタクロースに近い風貌。
↓ 石像からさらに行くと船王神社があった。
↑ 写真左側に階段があってここを上がると奥の院へ行けるらしいが、イノシシに遠慮して行くのはやめた。
↓ 神社から雑木越しに見える小島、おしまと読む。
↓ 社務所の中にも天狗のお面
佐柳島にも人が大勢いた頃はこの神社も賑わっていただろう痕跡を見ながら神社を後にした。
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