生口島のレモン
生口島がある尾道市瀬戸田町はレモンが有名らしい。
宿泊した旅館のお風呂にも輪切りにしたレモンが浮いていた。
称して”レモン風呂”・・・入った感じ、特に何という事もなかったが(失礼)・・・。
サイクリング旅の生口島から大三島へ渡る橋近くにでっかいレモンが。
国産レモン発祥の地~せとだ・エコレモン~
尾道市瀬戸田町のレモン栽培は明治時代から行われていたと言われる。
「レモン谷」と呼ばれている垂水地区の一帯を中心にレモンブームを巻き起こし、昭和38年には生産量約900トンを誇る日本一のレモン産地になった。
昭和39年、レモンの輸入自由化で国産レモンは壊滅的な打撃を受けたが、その後輸入レモンの「ポストハーベスト農薬」が問題になり、国産レモンの安全性が見直されて復活した。
ちなみに「ポストハーベスト農薬」とは収穫後に散布する農薬の事、何故収穫後?と思うが、遠い外国へ時間をかけて運ばれる輸出農産物は、その運送時間が長くかかるほど、運搬中に発生する害虫やカビによって品質を悪くして商品価値を下げてしまう。
そしてそれを防ぐために使われるのがポストハーベスト農薬。
国産レモン復活後の平成15年には環境保全型農業推進コンクールにおいて、安全性の観点から「皮まで食べれるエコレモン」として優秀賞を受賞、名実ともに国産レモンのトップブランドになった。
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