鳥取 砂の美術館
鳥取へ行ったのは久しぶり。有名な砂丘へはバス旅行のコースにあって必ず行くが、砂丘以外はあまりじっくり観光したことがない。
砂丘の近くに砂の美術館があったので行ってきた。
ホームページの紹介文によると、
2006年11月に「砂」を素材にした彫刻作品である「砂像」を展示したのが始まり、第1回目の展示は屋外でその後2回目から4回目までは大きな仮設テントで行われた。今のように立派な展示会場ができたのは2012年4月。
砂像彫刻家兼プロデューサーとして国内外で活躍している茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、海外各国から砂像彫刻家を招き、毎年世界最高レベルの砂像を展示している。
「砂で世界旅行」を基本コンセプトに掲げ、毎年テーマを変えて展示を行なっている。
会期が終われば、砂像はもとの砂にかえされ、新しい砂像ができるまでは閉館。
閉まっている間は次回の砂像制作に充てられ、その期間は年によりまちまちだが大方は正月明けから4月中くらいまで。
今回は開いていてラッキーだった。
それにしても砂像彫刻家なる芸術家がいるんだぁ~、氷の彫刻家もしかり最近ではイルミネーションを使った芸術家もいる。
花火も芸術のひとつと思うがこれはHARDが残らない一番はかない作品なのかも知れない。
波打ち際の砂に絵をかいたりするのも限られた命の作品。
最近はそれらの作品を映像に残せるから映像作品とよばれるジャンルの芸術品なのかも知れない。花火はその最たるもの。
話を戻して、この砂像展示の
第1期展示はイタリア・ルネサンスをテーマとした作品、
第2期展示は、世界遺産・アジア編がテーマ、
第3期展示はテーマ:砂で世界旅行・オーストリア編
第4期展示(テーマ/砂で世界旅行・アフリカ)
第5期展示に「砂で世界旅行・イギリス編」を開催。
その後の第6期展示「砂で世界旅行・東南アジア編」、第7期展示「砂で世界旅行・ロシア編」を経て第8期展示「砂で世界旅行・ドイツ編」、第9期展示「砂で世界旅行・南米編」、第10期展示「砂で世界旅行・アメリカ編」、第11期展示「砂で世界旅行・北欧編」、第12期展示「砂で世界旅行・南アジア編」を開催。
↓ コロナ禍とて入り口にはこんな砂像が・・・。
説明文によると、砂像は砂と水だけでつくった塊を彫刻してつくられ、のり等は一切使用してない。
制作中に崩れることも良くあるとの事。屋外の砂像は風雨が激しい時はシートをかぶせるんだとか。
↓ チェスキー・クルムロフ By ケビン・クロフォード(オーストラリア)
モルダウ川に囲まれた世界遺産の街チェスキー・クルムロフ。14世紀に街ができて以降の度重なる戦火を逃れ、中世から残るオレンジ色の屋根の家々と街の外側に広がる丘の緑との対比が鮮やかaで「世界一美しい街」と評される。
この街は城をはじめ至る所にだまし絵が描かれていて、当時の財政難の苦肉の策と言われているが、街全体がだまし絵装飾で統一されていることで絵本の中から飛び出してきたような街並みを作り上げ、訪れた人をおとぎ話の世界へといざないます。
実際に行ってカラー付きで見たいものだ。
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