ブログ「南洋開発」に付いたコメント
私のブログにコメントは滅多に付かない。
もともと暇つぶしで書いているブログだから、読んでくれる人はいないと思っている。
ところがたまにコメントが付く時がある。
そんな時はコメント内容によっては嬉しい。
2020年9月29日に近藤さんと言う人からコメントを頂いたので紹介する。
コメントのブログはサイパンのテニアン島へ行った時のもので随分昔。
2008年7月16日投稿の「南洋興発」である。
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ブログ「Nory前田が出しゃば?る」のエントリー「南洋興発」に新しいコメントがつきました。
http://nhkkt-maeda.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_20c6.html
貴ブログに掲載の砂糖王公園保存機関車の写真を提供頂きたいと存じます。
私は、機関車の研究で著名だった故金田茂裕氏の後継者で、同氏の『O&Kの機関車』という本の
改訂版の発行を、ご遺族のご了解を得て、準備中です。
この写真は、O&K(Orenstein und Koppel)製の機関車です。
『改訂版O&Kの機関車』に載せることをご了承頂きたいと存じます。
何か使用の条件があればお知らせ下さい。よろしくお願い致します。
蛇足ですが、私は鉄道友の会より2013年度の「島秀雄記念優秀著作賞」を頂きました。
今までに4冊の本を自費出版しております。
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ちなみに近藤氏が見てくれた私のブログがこちら。
「南洋興発」2008年7月16日
テニアン島へのツアー時、「NKK」って何の略だか分かる?とガイドの声。造船従事者だった私は即座に「日本鋼管」と。
そう言うだろうと待っていたように、「ブー間違い」。ここでは南洋興発と言う戦時中砂糖を製造していた会社を指しまぁ~す。
サイパン島のガラパン砂糖王公園に、社長 松江春次の銅像がある。統治が日本からアメリカに変わった時、米軍はこの日本人像を引き倒そうとした。ところが地元住民の大反対にあって取り止めになった。それほどNKKはサイパンに雇用や経済面で貢献度が高かった企業らしい。
テニアンにも南洋興発の社員が祈った神様への鳥居が残る。
下の写真はサトウキビを工場まで運んだ蒸気機関車。
そう言えばハワイに同じ目的だった機関車が今は観光客を乗せて走っていたっけ。
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分かってはいるが、何にでも興味を示し調べている人がこの世にはいる。
私など、この機関車を見ても戦時中にサトウキビを運搬した、へぇ~って感じだが、鉄道ファンにはそうではないらしい。
機関車の型とか製造年とか製造元とか時代背景とか・・・調べるのが楽しく面白いに違いない。
正に「興味を持たなければこの世に面白い事などあろう筈がない」である。
サイパンには3回ほど行った。
坂出にサイパンの戦いから生還した岡崎さんと言う方がおられる。
彼は戦後ある時期から元いた連隊の戦友と毎年サイパンを訪問し慰霊を行って来たという。
慰霊団は多い時には十数人いたらしいが高齢化で一人抜け二人抜け数が減っていった。
そんな時、岡崎さんから一緒に慰霊に行きませんかのお誘いがあって、柿茶の先代の社長(私の高校時代の友人)はじめ友人らとサイパンへ行った思い出がある。
もう30年以上も続いていたこの慰霊旅も、流石ご高齢により最近やめたらしい。
このブログはその慰霊に同行した時のもの。
ちなみに「O&Kの機関車」で検索 すると下の画像が出てきた。
確かに写真と似ている。
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