鳥取 砂の美術館(プラハ城)と(ヴァルタヴァ川の風景)
■ プラハ城;作者:レオナルド・ウゴリニ(イタリア)
■ ヴァルタヴァ川の風景; 作者:スー・マクグリュー(アメリカ)
↓ プラハ城
プラハ城は世界で最も大きく古い城と云われている。
伝説によると870年頃リブシェの予言に基づきヴァルタヴァ川沿いに建てられた。創建後プラハ城は整備が進みカレル1世の治世で飛躍的に発展する。
その後度重なる戦争でも大きな損傷を受けず増改築の中で建設されたゴシック様式やロココ様式といった中世以降の多彩な建築様式を今に伝えている。
またこの城はチェコで起こった歴史的な舞台ともなった。
こうした建築の特殊性やその歴史から城下町を含めた城全体が1992年世界遺産に登録された。
↑ カレル橋とヴルタヴァ川の風景
プラハ城と旧市街を結ぶ世界遺産の石橋カレル橋。
市街地の区画整理や大学の設置など現在のプラハの基礎をつくったカレル1世の命令で14世紀に建造された。
両岸には関所の役割を担っていた橋塔が橋と同じゴシック様式で建てられ、左右の欄干には聖・ヤン・ネポムスキーフランシスコ・ザビエルなど30体のキリスト教の聖人像が並んでいる。
またこの橋が架けられているヴァルタヴァ川はチェコ人にとって馴染み深い川でチェコ出身の音楽家スメタナも交響曲「わが祖国」の中にテーマとして取り上げた。
カレル橋とヴァルタヴァ川の作り出すこの風景はチェコ人の心の故郷として深く愛されている。
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