泡盛
沖縄北部で泡盛を製造販売する「やんばる酒造」へ行ってきた。
最近工場見学をはじめたと言う。
お酒の工場見学はビール会社がポピュラーで、試飲付き無料が相場。
ここはおひとり千円もすると聞いて、やめようかなぁ~と思ったが、泡盛工場を見学するのは初めてなので参加することにした。
↓ お店の中
泡盛に使うお米はタイ産であることを初めて知った。
何故タイ産なのか ?
粘り気が強い日本のお米(ジャポニカ種)に比べ、タイ米は硬質でさらさらしている為、黒麹菌が米麹を作りやすい特性があるとか。
その麹菌は、お米やイモでお酒を造る時 原料を糖化するのに不可欠な存在で、日本酒には黄麹、焼酎は主に白麹が使われるのに対し、泡盛に使用される麹菌は「黒麹」。
従い、泡盛の特徴はこの「黒麹」を使う点とインディアカ種のお米・タイ米を使うという点。
黒麹を使って米麹にした後、水と酵母を加えてもろみにし、2週間ほどアルコール発酵させ、発酵したもろみを蒸留すると泡盛が出来上がる。
このシンプルな工程は「全麹仕込み」といわれ、泡盛独特のもの。こうやってできる泡盛は、「古酒に育つ」という。
ウイスキーやブランデーなどの古酒は樽に入れ長年置いてできるイメージがあるが、泡盛は瓶に入れておいても時間が経てば古酒になると聞いた。
だから泡盛は、自宅でも保管次第で100年、200年の古酒になる。
へぇ~ 知らなかった。
この酒造会社、地域の人達がお金を出し合って作った会社という。
だからお客さんは地元の人で、コロナ禍でも売上はそう落ちていない。
「ここでしか買えない」泡盛があるという・・・そう言うフレーズに弱い私は、よほど買おうかと思ったが高いのでやめた。
工場見学が終わり、お土産です・・・と袋に入ったものをくれた。
聞くと工場見学が有料になってから第1号のお客さんだからと、お土産の合計は2千円くらい、得したような しないような・・・。
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