平和の群像
平和の群像は昭和29年の木下恵介監督・高峰秀子主演による壺井 栄の小説「二十四の瞳」の映画化を記念してできた像。
二十四の瞳のあらまし
昭和 3年頃、島の南にある田ノ浦岬の分教場に若い女性教師の大石先生が赴任してきた。
若い「おなご先生」は当時は珍しく、自転車で通勤し周囲の目をひく。
教え子たちに深い愛情を注ぎ教え子たちも先生を慕うようになる。
小学校卒業後の教え子のそれぞれの人生や結婚後の大石先生の生活が描かれる中、日本は満州事変、太平洋戦争へと突入していく。
戦争に翻弄される大石先生や教え子達。戦争の犠牲になり戦死したかっての教え子たちが、与えられた逆境の中で母として女性として力強く新しい時代を生きていくであろうことが暗示されている。
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