宝生院のシンパク
小豆島の宝生院には樹齢1500年以上と推定されるシンパクがあり特別天然記念物に指定されている。
↓ 宝生院 入口通り
シンパクで特別天然記念物に指定されたものは我が国ではここにある樹のみとか。
シンパクはイブキ又はビャクシンとも言われ我が国中部以南の海岸まれに山地に自生する裸子植物。
葉形は幼樹の頃は針状だが大きくなり大樹になると鱗状に変わる。
根本の幹周りは16.6m、地上約1 mのところで三方に裂開したように枝幹を出し、本幹の基部の一部分は朽ちて空洞となっているが樹勢には何ら関係なく極めて旺盛な壮観で遠くから眺めると森のように見える。
この樹は第15代応神天皇が小豆島遊幸の時、皇踏山に登られ南麓の小高い所に御手植になられたとの伝説がある。
↓ 三方に裂開した根本
ご神木に宿る聖獣として① 龍 ② 象 ③ 亀 が紹介されている。
↓ 龍
天に向かい幸せをつかみに行く昇り龍、水を司る神とされる。
↓ 象
お釈迦様誕生の際、母・摩耶夫人は6つの牙を持つ白い像がお腹の中に飛び込んできた夢をみて懐妊したとされる。
↓ 亀
鶴は千年、亀は万年と言われるように長生きの縁起物とされる。
亀に見えるような見えないような ???
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