千光寺
大久野島へ行く途中、尾道にある千光寺に立ち寄った。
千光寺(真言宗)は中国観音霊場第十番札所。
大同元年(806年)の開基と伝えられ、住吉から霊験あらたかな信仰と比類ない景勝の寺として広く知られている。
駐車場から観音坂を下る。
↓ 境内入口
↓ 三十三観音堂
↓ 石鎚山鎖修行
巨岩の山を通称「石鎚山」と云い、鎖(女鎖)を伝い登っていくと頂上に「石鎚蔵王大権現」があって、巨岩の後ろを通り帰って来るらしいが、くさりを登る自信なく諦めた。
↓ 巨岩に彫られたカラス天狗
烏天狗は熊野権現の神使と言われている。
↓ 阿弥陀三尊像(磨崖仏)
↑ 千光寺は大同元年(806)の創建といえる古刹で、修験道との関係も深く千光寺山全体が聖地として修験道の道場でもあった。
境内や山頂付近には多くの巨岩が並び梵字などが刻まれ、五輪塔などの多くの石造物がある。岩肌に密着するように建てられている本堂などの伽藍は斜面地の景観に溶け込み山と一体化した美しい姿を見せている。
阿弥陀三尊像(磨崖仏)はこうした石造物のひとつで、室町時代に制作され古くから尾道の人々の信仰を集め魅了している。
境内に高さ約15mの「玉の岩」があり、天頂部には大きな玉が置かれている。
これは「その昔、岩の上に宝玉があり、夜ごとに光っては遥か海上を照らしていた」という伝説を再現したもので、日が暮れると3色に光るように作られているとか。
残念ながら日が暮れるまで待っていられない。残念!
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