古宇利島の円筒状空洞地形
古宇利島とは長い橋でつながってる。写真画面奥がその島。
古宇利島北海岸の渡海浜(トケイハマ)には更新琉球石灰岩の円筒状空洞地形が発達している。
一説には化石林とされたが最近の研究では更新世後期の海岸に形成されたポットホールを原型とし、その後の海面低下に伴ってポットホールが下方に浸食され、円筒状空洞地形が発達したと推測されている。
これらの円筒状空洞地形には、その後周辺より運ばれた赤土が溜まり固結した赤土も観られる。
渡海浜一帯の海岸はこれらの地形や堆積物が連続して発達しており、貴重な自然景観を呈している。
渡海浜の小島にある不思議な穴が空いた岩々。
特にその小島周辺に多く見られ、まるで人の手によって開けられたかのような綺麗な円形の穴があいた岩をいろいろな場所で見ることが出来る。
ちなみに橋が架かる前の古宇利島
« 健康への道しるべ 第149号のご紹介 | トップページ | 野菜の効能 »
コメント