聖通寺山古墳址
日曜日は晴れていれば聖通寺山へ登る。
登ると言うほど高くはないが・・・それでも山頂からは瀬戸内海の景色がきれいに見える。
山頂に「積石塚古墳(聖通寺山古墳址)」がある。看板に曰く、
聖通寺山の北峰頂上に立地するこの古墳は石を積み上げて墳丘を築造した積石塚である。一般の古墳は盛土で築造されているのに対し積み石による古墳は全国的にも少なく、特に古墳時代前期の積石塚の大半が讃岐に分布する事から早くよりその特殊性が重視されている。
聖通寺山積石塚の現状での墳丘規模は直径 約12m、高さ 約2mであり東部分がやや膨らんだ楕円形をしている。しかし現状に至るまで数回の積み直しがあったようであり旧状は墳丘中央部がスリバチ状に窪んでいたともいわれている。東部分の膨らみはこの積み直しによる可能性が高く、墳丘の平面形態は円墳の可能性が高い。
墳丘裾部や内部主体、また出土遺物等については不明な点が多いが讃岐の他の積石塚と同様に古墳時代前期~中期(約4世紀~5世紀)頃の築造と推察されており、備讃瀬戸を一望し中讃海域の要所に立地することにより、被葬者はこれらの地域に関係深い有力首長ではなかったかと推察されている。
また一方で仙石権兵衛の投石によってできたという民間伝承でも有名な古墳である。
↓ 古墳のある円形の囲い
↓ 古墳
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