瀧宮神社(牛頭天王社)
滝宮天満宮のとなりにある神社。
■主祭神は建速須佐之男命。
■ 由緒
和銅2年(709年)行基菩薩が 当国へ奉勅下向の時、阿野の川辺に岩窟の霊区 ( 神仏の霊験あらたかな地)を感じ、一宇( 一棟 の家 )を建て巌松山綾川寺龍燈院と号した(自ら言い広める)。
当社は古くから滝宮の産土社(土地の守り神様)として里人の崇敬が厚く、往古(大昔)より牛馬の守護神として県内外から参拝し牛馬安全を祈願する人々が多い。
また「滝宮念仏踊り」の起社としての姿もとどめていて、毎年8月25日に行われる滝宮念仏踊は国の重要無形文化財にも指定されている。
滝宮天満宮と合わせて滝宮両社と呼ぶ。
↓ 神社正門
↓ 門を入ると
↓ 本殿
牛馬の安全を祈願すると由緒に書いてあったので、牛の像があったのは納得。
でも 神社の狛犬は入って来る人を睨みつけているが、ここの牛はお尻を見せている・・・何故かな~ぁ?
■ 滝宮の念仏踊 さぬき歴史文化探訪ナビ より
菅原道真への感謝と五穀豊穣を祈念して、瀧宮神社と滝宮天満宮に奉納する踊り。
かんばつの時には雨乞い踊として踊られる。
平安時代に讃岐の大旱魃を雨乞いにより救った菅原道真が亡くなった後、鉦や太鼓を打ち鳴らし冥福を祈ったことが由来とされる。
踊りが始まる前には奴行列があり、棒突(ぼうつき)、大傘(おおがさ)、長刀、貝吹(かいふき)などと踊り組が行列を組んで神社へと入る。
踊り組は各集落単位で構成され計11組あり、毎年3組が順番に踊りを奉納する。
そして5年目には全組が集まり踊る、総踊りが行われる。
↑ 写真は「さぬき歴史文化探訪ナビ」より借用
« 滝宮天満宮 | トップページ | 健康への道しるべ 第151号のご紹介 令和3年5月15日 発行 »
コメント