5月度 里山歩き
月に一度の里山歩き、今月は高松市牟礼町にある五剣山へ。
JR坂出駅から電車に乗り、高松駅でレンタサイクルを借りて八栗寺行きケーブルカー乗り場を目指す。
緩やかな坂道がじわじわと勾配を上げ、自転車を降りて押し歩きせざるを得なくなった。
しばらく押し歩きが続きやっと登り場に到着。 そこに自転車を置いた。
乗り場の左側から五剣山中腹にある四国八十八ヶ所霊場第85番・八栗寺までの道を歩く。
↓ ちなみにケーブルカーだと約5分で行ける
お寺なのに鳥居が至る所にある。
↑ 歓喜天の鳥居
八栗寺は神仏混淆で四国八十八ヶ寺である以外にお聖天様と呼ばれる「歓喜天」という神様も祀られている。
だから鳥居がある、納得!!
鳥居をくぐり進むと舗装道もあったがあえて遍路道をたどることにした ↓
↓ 遍路道が急に開けるとそこは駐車場だった
↓ 駐車場のすぐ横に「お迎え大師」像がある
お迎え大師像のいわれ ↓
弘法大師が修行でこの五剣山にたどり着いた折り、岩間よりあふれる清水でのどをうるおしたと言う。
里人はその水辺に大師像をまつり、いつしか水大師と呼ぶようになった。
このたび大師堂の弘法大師木像を石でつくり讃岐平野をのぞむこの地にまつる。
水大師にちなみ、参拝者を迎えるお迎え大師と名付けた。
「讃岐平野を望むこの地」がこちら ↓
↓ 参道の両脇にあった昔の賑わいが今は見る影もない
↓ 山 門
↓ 山門を抜けると正面に本堂、左側に歓喜天社
納経所へ行くと神仏混淆だけにお寺の納経と歓喜天のご朱印があります・・・と言われ、この日朱印帳しか持ち合わせてがなくご朱印をもらった。
↓ 歓喜天
昔は八栗寺から五剣山(標高 375m)山頂まで登れたらしいが今はその道は封鎖されている。
↓ 封鎖地点
↓ 五剣山八栗寺縁起
八栗寺は天長6年(829年)空海により開創された。
寺伝によれば、大師修行の折り 天から降った五本の剣を山に埋めて鎮護した事から「五剣山」と名付けられた。
また大師が入唐求法(唐に渡り密教の経典を伝授する事)の成否を占うため、植えた八個の栗が帰朝後すべて成長して繁茂していたことから「八栗寺」と名付けられた。
↓ 地図
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