PCR 検査
「PCR検査」なる言葉はコロナが始まって以来 毎日のようにテレビやラジオで聞く。
コロナウイルスに感染しているかどうかの判定に使う・・・ぐらいの知識しかなかったので、この際調べてみた。
PCR検査とは、正式名称「ポリメラーゼ連鎖反応」(Polymerase Chain Reaction)の略。
ウイルス等の遺伝子(DNA:デオキシリボ核酸 やRNA:リボ核酸)を増幅させて検出する。
ちなみに、
コロナウイルスは今まで50種以上見つかっていて、その内 人に感染するのは6種類で、内4種類は感染すると風邪と診断されている。
残り2つは2002年に確認された「SARS」と2012年の「MERS」。
そんな中2019年12月にもう一つの人に感染するウイルスが見つかった。それが今回の新型コロナウイルス。
コロナウイルスは 「RNAウイルス」のひとつでDNAウイルスのように遺伝情報が安定しておらず、変異スピードが およそ100万倍の速度。
アルファ,ベータ,ガンマ,デルタと変異し、今はオミクロン株が主流となった。
今後もどんどん変異していき、オミクロンよりもっと怖いウイルスが出てこないとも限らない。
また海外から来るのではなく日本国内でも変異株が誕生するかも知れない。
オミクロン株まん延中の沖縄から帰宅するのに、今回はさすが気が引けてPCR検査を受けることにした。
検査費用は県内者は2,000円、県外者は5,000円と高額。
だけど採取した検体から遺伝子を増幅させる手間を考えると妥当な値段かも知れない。
検査場所は那覇空港内、帰宅に合わせ事前予約を3日前にネットで申し込んだ。
予約完了のメールをエビデンス代わりに空港内の会場で提示し、いざ検査会場へ。
検査方法は唾液採取方法だったのでまずひと安心。
テレビで良く見る鼻から綿棒(スワブと言うらしい)は見るから痛そうと思っていた。
しかし唾液も容易ではなかった。試験管に黒い線があって、そこまで唾液を入れなくてはならない。
唾液なんてすぐ出ると思っていた。
出ない! 出ない! 唾液が出ない。
摂取ブースに貼られた梅干しやレモンの絵を見ても、そんなの役に立たない。
当然ながら、唾液って何かを食べている時しか出ないんだ・・・と大いに納得。
歯をガチガチさせながら10分ほど粘ってやっと規定量の唾液を採取した。
鼻からの方法は痛いのを我慢すれば一瞬で済む、やっと検体採取方法の違いが理解できた。
結果は午前11時までに検査した人には当日の21時にメールが届く。
21時がくるのが何と待ちどうしかった事か!
↑ 結果は陰性、ヤレヤレ。5,000円を支払った甲斐があった。
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