伊平屋島 その2
クマヤ洞窟から北に進むと白い灯台が見える。
久葉山にはビロウの木が一面を覆い独特の景観をかもし出している。
ビロウを沖縄では「クバ」と言い、それがこの山の由来か?
↓ クバの林
久葉山は田名区の祖先が住んでいた山と伝えられ、「琉球国由来記」には「アウサキの三崎イベ」と記され 古くから神聖な場所とされていたと言う。
↓ 島ならではの景観
↓ 無蔵水(んぞみじ) 美しい夫婦愛の伝説が残る岩
むかし、田名村にいた若い夫婦の話。
ある夏、夫は小舟で田名岬沖へ釣りに出て、突然の暴風雨で行方不明になり、2~3年経っても帰って来なかったので村人はもう死んだものとあきらめました。
村一番の美人だった妻は再婚の縁談がひきもきらず、親もすすめましたが夫の生存を信じ、毎日沖合が見える大岩の上で帰りを待ちました。
その甲斐あって数年後夫は無事帰って来たと言うことです。
この大岩は海岸にあるのに、その岩穴に決して涸れない真水の水たまりがあり、これを無蔵水と呼んだ。
上に登れないので確認はできないが、説明看板には写真があったのでご紹介 ↓
愛を涸らさず待った妻の貞操をたたえ、女性たちへの教訓歌を作り残している。
大田名ぬ後に 無蔵水ぬあゆん 夫振ゆる女 ありにあみし
と。
↓ ヤヘ岩 今帰仁の軍勢から島を守ったと言われている城石
↓ 道路沿いに何故かヤギが草を食む。
放し飼いにしているの? ちゃんと家に帰れるの ?
↓ 山の中腹に小山の突起 ? ちょっと不思議な景色。
通り過ぎて反対から見たら大きな岩だった。
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