肋骨 骨折 その4
病名は「右外傷性血気胸」 「右肋骨多発骨折」
肺に溜まったドレインを抜く吸引機を引きずり歩いて1週間。
先生曰く、どうも吸引がうまくできてない・・・と。
クダの入り先に問題あり、やり直すとの結論が出た。
また痛い手術が待ち受けていた。
穴を開けるところに局所麻酔をする、なぜかあまり効かない。
痛いのなんの! 歯をくいしばって我慢した。
その結果、500ccくらい液が抜けたようだ。
その後も吸引機がお供の日々。
一週間くらい続いただろうか・・・。
溜まる液も増えなくなって、やっとお供から解放される日が来た。
しかし右腹にあいた穴とチューブはそのまま。またいつでも吸引できるように・・・との配慮。
このチューブのおかげで寝るときは大変。仰向けか左横向きにしかなれない。
毎日 レントゲンで液量を監視される。
吸引機を外してくれて良かったのは、シャワーへ行けるようになった事。
体が洗えるのは何と気持ちのいいものか・・・。
↑ おなじみ病院のベッド、何と電動。
ベッドの横には暇つぶしに欠かせないテレビ、当然有料。
患者にとっての一番の楽しみのテレビが有料なのは何か許し難い。
1,000円もするカードを買い、テレビに挿入する。
もう忘れた・・・・一枚のカードで何時間見れるかは。
3~4日ごとにカードを更新、そのたびに千円札。
コンビニのATMで引き出す現金はこの用途だけ。
↓ これもおなじみ、病院食
正直、おいしい~とは言えない。
吸引機を引きずっていた時はベッドで食べた。
冷めたごはんにおかず・・・薄味
歩きまわれるようになって、入院室を守るバリヤーを出るとサロン室があるのを知った。
コロナ前は見舞客と患者がお話しするお部屋。
ここに電子レンジがあるのを見つけた。こりゃぁ~いい。
それで吸引機がなくなってからはこの部屋でお食事。
無料の大きなテレビもある。チンして暖かいごはんにもできる。
最高! だれもいない、だれも来ない。
ここが退院するまでの私のダイニングルームとなった。
白板にお食事のメニューも貼ってあるから、それに合う一品をコンビニで買う。
TVカードもここで売っている。
病院でのそれなりの生活スタイルが確立した。
つづく
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