女木島 その2
鬼が島大洞窟の入り口に到着、港からここまでバスも出ている。
入り口への階段を上るともう鬼がいた。
右の鬼は沖縄のガジュマルの精「キジムナー」にそっくり。
洞窟は2000年ほど前から人手により掘られて出来たと言われている。
現に「亀の甲天井」にはコツコツと彫ったノミのあとが見られる。
↓ 矢印が入口
↓ 洞窟地図
女木島が鬼ヶ島とされる由縁は、香川県の桃太郎伝説から来ている。
桃太郎は吉備津彦命の弟・雅武彦命(わかたけひこのみこと)がモデルで、彼が 吉備の国から讃岐の国に来た折、
土地の住民が鬼 (海賊) の出没で苦しんでいるのを知り、イヌ・サル・キジを率いて鬼征伐をした話に由来する。
イヌは備前の犬島 ( 岡山県 )、サルは陶 ( 香川県綾南町 ) の猿王、キジは雉ケ谷 ( 香川県鬼無町) の勇士だったと言われている。
鬼が住んでいたのが女木島で、鬼退治で鬼がいなくなったことから雉ケ谷が『 鬼無町 』という地名になった。
大正3年(1914年)に男木島の小学校の校長・橋本仙太郎先生によって大洞窟が発見された。
その先生が桃太郎伝説と女木島が結びつけたとされる。大洞窟は島の中央・鷲ヶ峰の中腹にあり広さ 4,000㎡、奥行き400m。
入口を入ると温度が急激に下がり真夏の火照った体には心地良かった。
↓ 玄関口
↓ 鬼の会議室(ミーティングルーム)
↓ 監禁室
鬼達が婦女子をさらってきて監禁した秘密の部屋と言われる。
↓ 鬼大将の部屋(ボスが住んでいた大広間
↓ 出口
↓ 出口の上部にある柱状節理
500万年前ぐらいに火山が噴火した時、玄武岩のマグマが固まってできたもの。
切り口の大半が5角形で1976年高松市の天然記念物に指定された。
玄武岩の柱状節理はまれだそうな。
こうして洞窟探検は終了、9月も女木島で日蓮上人像がある山に登る予定。
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