徳 島
徳島は大学時代の4年間を過ごした思い出の地である。
当時はひたすら下宿から学校までの往復ばかりで、観光地はおろか遊園地にも行った事がない
・・・と改めて思い出した。
だから徳島駅からすぐ近くの徳島城にも行った事はない。
この城は1585年阿波の大名になった蜂須賀 家政により築城された。
城地の選定は秀吉で、築城には比叡山の僧侶や隣国の長宗我部元親・小早川隆景が協力、翌年1586年に完成した。
しかし明治の廃城令で鷲の門を除いて惜しくも解体された。
↓ 在りし日の徳島城
↓ 城の鬼門(北東)にあたる門が数寄屋門、別名「 不明門」と呼ばれ城内の凶事以外は開いた事がない門
次に向かったのは徳島大学工学部。
昔の面影は全くなくノスタルジアにしばし浸ろうとの想いは打ち砕かれた。
写真右が工学部の建物、
卒業して50年以上が経つ今 面影などないのが当たり前かも知れぬ。
徳島で良い事があった。
初日 泊るホテルで連れが大衆浴場が近くにないかとホテルマンに聞いていた。
たまたまクリスマスケーキを注文に来ていた女性が、その話をまた聞きして 声をかけてくれた。
「私の帰る途中にあるので乗せてってあげましょうか?」 と。
「えっ!いいんですか?」 「ぜひ是非」 「それではお言葉に甘えて・・・」
何と!親切な人
立場を変えて私なら、また聞きしても声はかけない・・・と思った。
ましてじいさん2人を女性である自分の車に乗せるなんて・・・考えられない。
でもその素晴らしい親切のおかげで、ゆったり広いお風呂に入り 山登りの疲れが吹っ飛んだ。
見ず知らずの方、本当にありがとうございました。
さすが徳島!
連れて行ってくれた「あらたえの湯」 ↓
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