10年目
今年(2023年)の1月31日で心臓を手術をしてから10年が経過した。
10年前の高知の安芸マラソンで途中しんどくなり、歩いた事が気になって病院へ行った事がはじまり。
エコー検査で心臓の冠状動脈がすべて詰まっているとの診断を受け、家に帰って入院の支度する暇さえ与えられず即入院。
バイパス手術をする事になったが、もうひとつ大動脈弁が劣化して送り出した血液の半分が心臓に逆流しているとの事。
そこでその弁も取り替えるはめになった。
その弁を機械弁にするか生体弁に置換するか?の選択を迫られ、10年は持つという生体弁にした。
何が違う ? と言うと、機械弁は半永久的だが血液サラサラの薬が欠かせない。
生体弁はその薬は不要だが寿命が10年くらいだと言う。
当時69歳だった私は10年経つと79歳、人生80年も生きれば十分と思った。
それに血液サラサラを飲み続けるのも、何となく嫌な気がした。
そして今年はその10年目。
また弁を替えればもっと長生きできるだろうが、私にその気はない。
手術では心臓を止めるため、血液を人工心臓で循環させるのは身体の負担が大きい。
前はその後遺症で、多臓器不全となり術後生死の境をさまよった。
だからもうその経験はしたくないし、もう人生これで十分と思っている。
若い時は死ぬのが怖かったから、違う選択をしたに違いない。
生体弁の寿命は人により違うと聞く。
アト2~3年は持つかも知れないし持たないかも知れない。
まぁ~それが私の寿命・・・。
人は一度は死ぬんだから。
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