3番札所 金泉寺 at 徳島県
3番札所 金泉寺
金泉寺(こんせんじ)は、徳島県板野郡板野町にある高野山真言宗の寺院。
亀光山(きこうざん)釈迦院(しゃかいん)と号する。
本尊は釈迦如来で、脇侍に薬師如来・阿弥陀如来を安置する。
天朗則垂象
「天朗則垂象」を調べてみた。
人感則含筆。 『三教指帰』弘法大師若き日の出家宣言書とされる歴史的な著作の書き出し部分からの引用。
四六駢儷体と言う流麗な漢文体を駆使されて、中国南北朝時代 の昭明太子によって編纂された詩文集「文選」から的確な引用が 多くみられ、漢文学に対する深い理解を証明される著作でもあります。
その書き出しに、『文章が書かれるには理由があります。 天が朗 らかに晴れ渡っているときは、吉凶をあらわす象を垂れ、人が何 かに感じるときには筆を取るものです』
文之起必有由。天朗則垂象。人感則含筆。
『三教指帰』弘法大師若き日の出家宣言書とされる歴史的な著作の
書き出し部分からの引用となります。
四六駢儷体と言う流麗な漢文体を駆使されて、中国南北朝時代
の昭明太子によって編纂された詩文集「文選」から的確な引用が
多くみられ、漢文学に対する深い理解を証明される著作でもあり
ます。
その書き出しに、『文章が書かれるには理由があります。天が朗
らかに晴れ渡っているときは、吉凶をあらわす象を垂れ、人が何
かに感じるときには筆を取るものです』
大師御自身の若き日のご修行から得心された出家への動機を、
天地自然が齎す現象になぞらえながら、奈良の都の官吏の道から、
山野の自然に身を置く修行者となる決意は不退転の強いものであ
ると宣言されています。
その決意は天地自然による現象と同じで「人知を超え、天命と
ご理解下さいますよう」とご両親への報告の一文でもあると思慮、
理解をしています。
記念カード 西村飛馬 氏作 絵の番号「45」
㊺ 西域のみかん天皇に献上
大師は唐 から持ち帰ったみかんを乙訓寺 で栽培 実を摘み嵯峨天皇に献上された。
↓ お姿
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