天狗山
6月度シルバー山登り会は岡山県備前市にある天狗山へ。
坂出からマリンライナーで岡山へ、そこから赤穂線に乗り換え「寒河」駅で下車。
岡山から寒河まで田舎ののんびりした風景をボーっと見ながら列車の振動に身をゆだねるのは心が和む。
ほぼ満席に近い社内もひとり二人といなくなり、寒河駅に着く頃はお客さんはちらほら。
駅は無人駅で切符の回収もなにもない。
駅を降りると幸いにもローソンがあった。
そこで昼めしのおにぎりとお茶を買い、リュックに詰め込んだ。
山の登りの時はおにぎりをいつも事前に用意するのが、この日は何故か買えるだろう・・・と勝手に思い込んでいた。
実に浅はかな思い込みだったが、結果的にはラッキーだった。
ローソンの裏から登山道入口へ出る。
八幡宮が見えてきた。どうもこの神社の横から登るみたい。
境内社の荒神社の横に登り口の看板が見えた。
急な坂道が永遠に続く感じがする。
最近、歩きが1時間続くと背中が痛くなる。連れには悪いが休み休み登るしかない。
3時間以上はかかっただろうか? やっと頂上の柱にたどり着く。もうくたくた。
標高・391.1m、もうこの高さの山は無理!
あまり人が登らないのかシダが生い茂る道がかなりある。
足元だけならいいが顔の高さまである。
道の凸凹も分からないし、すこぶる危険。
山頂には、かつて江戸時代から明治中期にかけて大阪の堂島の穀物相場の情報を、望遠鏡で兵庫県の室津からの旗振り信号を受けて、熊山へ送信していたと云われている岩頭がある。
この岩頭に上る気力もなかった。
ちなみに山の名の由来は、この山で山伏の格好をした修行僧を見た村人が、天狗が出たと思い込んだ事から。
頂上を過ぎ、元来た道を帰らず三峰越えして三ッ池に到着。
しばし池の青さに癒される。
この池からまたまた大変な下り坂が続いたが、なんとか元の寒河駅まで帰ってきた。
もうヘトヘトだった。
« 7番札所 十楽寺 at 徳島県 | トップページ | ペンション みかんの郷 »
「ぷらりと・・・」カテゴリの記事
- 青の山山頂古墳群(2024.02.21)
- やしま~る(2024.02.20)
- 角 山(2023.11.23)
- 笠山(2023.11.10)
- ペンション みかんの郷(2023.06.30)
コメント