1番札所 霊山寺 at 徳島県
納経帳にその記念スタンプを2024年末まで押印してくれる。
それを収集すべく昨年よりお遍路をしている。
それを紹介していこうと思う。
スタンプに書かれた言葉はその寺の住職が考えたそうだから、88ヶ寺すべて違うところも興味深い。
1番札所 霊山寺
徳島県鳴門市にある高野山真言宗の寺院。
山号は竺和山(じくわさん)、院号は一乗院(いちじょういん)と号する。
本尊は釈迦如来。
スタンプの言葉は「無碍」むげ
無碍は自由であり、何も障害がない様子を表します。本来は仏教用語です。
大師は「即身成仏」の教えのなかで「三無碍」仏さまと自分と他人の三つは
隔てない無碍のものと説かれます。無碍とは自在に行き来できること。
こころはとらわれることなく自在に、昔の思い出、未来の夢を行き来します。
どこにいても家族やご友人のことを思い、しあわせを祈ることができます。
自分のため、人のためとへだてること無く快いことを自在にできることが、
幸せになる近道です。天の奏でる偶然の美しさに心を任せます。
命の限り心を喜ばせて慈悲のありがたさに感謝します。
般若心経の「しんむけーげ」という境地はお遍路さんの悟りの経験そのもの。
お大師様も無碍自在にあなたの心を訪れ、この世に無限にある幸せに気づかせんとお力をくれます。
清きあなたに触れようと過去未来の仏も無垢自在に心をよせています。
融通無碍(ゆうずうむげ)という四字熟語は、考えや行動に障害がなくのびのびしている事を表す。
↓ 記念カードもくれる 池田 涼佑 氏 作 絵の番号「59」
記念カードの裏に、
弘仁 九年国中に疫病が蔓延 大師はこれを鎮める為に般若心経を皆にすすめた
と書いてある。
このカードは弘法大師の御生涯(行状記)を絵に表したもので、カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛けているとか。
↓ お姿
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