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来間島に来間大橋を見渡せる大きな岩を屋根にした休憩所がある。
この岩、もちろん本物ではない・・・。
この休憩所から海岸へと降りるパチャの石段がある。
1970年頃まで来間島には整備された港も車道もなく、島への生活物資や人の交流もすべて石段近くの浜に小船で乘り着け、この石段を登って集落へ運び、島からの物資もこの石段を降りて浜から島外へ運び出しました。
島民はこの石段を集落の東端にあることから「パチャ(端)の石段」と呼びましたが車社会へ移行に伴い放置状態となっていたのを宮古島市のneo歴史文化ロード事業を活用し遊歩道と連結し観光にも活用できるよう復元工事を行った。
石段を降り切ると美しい浜辺が広がっていた。
来間島にある御嶽(うたき)。
御嶽は、 琉球神道 における祭祀などを行う施設で、 琉球王国 ( 第二尚氏 王朝)が制定した 琉球神道 における聖域の総称とされる。
だから鳥居がある。
来間島には現在21ヶ所の拝所があり、集落内でも最も霊験あらたかな御嶽としてここのアガイヌウタキ(東の御嶽)・男神テンガナスとイルヌウタキ(西の御嶽)・女神タカガンが祀られておりミュウトゥ神(夫婦神)と伝承されている。
両御嶽は諸々の願い事を聞き届けてくれる島の守護神として祭祀の中心となっておりツカサウマ,ユーザスウマ,ともうま達が年5回のこもり(3日2晩の泊まり込み)願いを執り行い人々の健康と子孫繁栄及び豊作を祈願する。
聖通寺山(しょうつうじやま)に登るのを日課のようにしている。
この山は、坂出市と宇多津町の境界に位置する標高 118.3mの山。
↓ 全景 山の手前が坂出市、裏側が宇多津町
写真の中央から右側が北峰(120.2m)、左側が南峰(117m)の双耳峰の山で
私は中央付近から右端の鉄塔の横を通って北峰をめざす。
正規の登り口は火葬場の横からだが、ショートコースがあって私は最短コースの65段の階段から登る。
次に高速道路を跨ぐ橋を渡るための階段・114段をのぼり ↓
橋を渡ってさらに67段の階段を登って本線の登りコースに合流する。
そこから600mほど登ると結婚式場の「サンアンジェリーナ」に辿り着く。
ここが山頂だ。
門が開いている時は中の椅子に座り休憩させてもらう。
↓ サンアンジェリーナの正門
そこから下る事50mくらいの所に東屋があり、毎日この山に登るメンバーがそこに陣取っている。
ここには数匹の野良猫が住み着いていて、メンバーがやる餌をあてにして生きている。
だから彼らがいない時、私が東屋で座っていると餌をくれるかと猫がすり寄ってくる。
だけど「餌はやるな!」の貼り紙を守り、持って来てないのでやれない。
また山頂には積石塚古墳(聖通寺山古墳址)がある。
↓ 古墳の説明看板
聖通寺山の北峰頂上に立地するこの古墳は石を積み上げて墳丘を築造した積石塚である。
一般の古墳は盛土で築造されているのに対し積み石による古墳は全国的にも少なく特に
古墳時代前期の積石塚の大半が讃岐に分布する事から、早くよりその特殊性が重視されている。
聖通寺積石塚の現状での墳丘規模は直径約12m高さ約2mであり東部分がやや膨らんだ楕円形を
している。しかし現状に至るまでに数回の積み直しがあったようであり、旧状は墳丘中央部がすりばち状に
窪んでいたとも言われている。
東部分の膨らみはこの積み直しによる可能性が高く、墳丘の平面形態は円墳の可能性が強い。
墳丘裾部や内部主体、また出土遺物等については不明な点が多いが、讃岐の他の積石塚と同様に
古墳時代前期~中期(約4世紀~5世紀)頃の築造とす視察されており備讃瀬戸を一望し
中讃海域の要所に立地することにより、被葬者はこれらの地域に関係深い有力首長ではなかったかと
推察されている。
また一方で仙石権兵衛の投石によってできたという民間伝承でも有名な古墳である。
昭和63年9月 宇多津町教育委員会
↓ サンアンジェリーナからの風景
↓ 青野山からみた聖通寺山
山の手前が宇多津町、裏側が坂出市
毎日7,000歩のノルマを果たそうと歩く途中 ↓ の看板が見えたので久しぶりに登ってみた。
ここは、御大師池登山口。
結論から言うと、とんでもない目にあった。
まず、山頂までの道が分かりずらい。
それでも道らしきところを辿ると何とか山頂にでた。
山頂は猫のひたいほどのスペースしかない。
それでも座って休憩をとることはできた。
帰り道がとんでもないことになった。
下り始めると坂出駅方面と書いた看板があった。
元来た道を引き返すのも芸がないと思い、その道を辿ることに。
途中まではまぁ~ここが道らしいと区別がついたが、そこから全く道が消えた。
仕方なく下へ下へと行けば何とかなるだろう・・・と思った。
それが大きな間違い。
アト10m程の高さから下の広い舗装された道が見えた。
やれやれ・・・と思った。
ところがところが・・・である、そこから降りる道が全くない。
崖になっていた。
こりゃ~やばい! こんなところで遭難するわけにはいかない。
引き返して登ってきた道を帰るのが賢明だ。
それでまた道なき道を山頂まで登る。
落ち葉が道につもり滑ることすべる事。
慎重に!慎重に! 休み休み、時間をかけてやっと元の山頂まで帰ってきた。
もう涙が出るほどうれしかった。
そこからは元の道をたどり、やっと地上に降り立った。
どんな低い山でもひとりで行くのはもう絶対にやめようと思った。
山頂からの風景 ↓
山頂に小さなミカンよりまだ小さな柿の実がなっていた。
どこからかカラスが種を運んできたのかなぁ~
自然はすごい!
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