聖通寺山
聖通寺山(しょうつうじやま)に登るのを日課のようにしている。
この山は、坂出市と宇多津町の境界に位置する標高 118.3mの山。
↓ 全景 山の手前が坂出市、裏側が宇多津町
写真の中央から右側が北峰(120.2m)、左側が南峰(117m)の双耳峰の山で
私は中央付近から右端の鉄塔の横を通って北峰をめざす。
正規の登り口は火葬場の横からだが、ショートコースがあって私は最短コースの65段の階段から登る。
次に高速道路を跨ぐ橋を渡るための階段・114段をのぼり ↓
橋を渡ってさらに67段の階段を登って本線の登りコースに合流する。
そこから600mほど登ると結婚式場の「サンアンジェリーナ」に辿り着く。
ここが山頂だ。
門が開いている時は中の椅子に座り休憩させてもらう。
↓ サンアンジェリーナの正門
そこから下る事50mくらいの所に東屋があり、毎日この山に登るメンバーがそこに陣取っている。
ここには数匹の野良猫が住み着いていて、メンバーがやる餌をあてにして生きている。
だから彼らがいない時、私が東屋で座っていると餌をくれるかと猫がすり寄ってくる。
だけど「餌はやるな!」の貼り紙を守り、持って来てないのでやれない。
また山頂には積石塚古墳(聖通寺山古墳址)がある。
↓ 古墳の説明看板
聖通寺山の北峰頂上に立地するこの古墳は石を積み上げて墳丘を築造した積石塚である。
一般の古墳は盛土で築造されているのに対し積み石による古墳は全国的にも少なく特に
古墳時代前期の積石塚の大半が讃岐に分布する事から、早くよりその特殊性が重視されている。
聖通寺積石塚の現状での墳丘規模は直径約12m高さ約2mであり東部分がやや膨らんだ楕円形を
している。しかし現状に至るまでに数回の積み直しがあったようであり、旧状は墳丘中央部がすりばち状に
窪んでいたとも言われている。
東部分の膨らみはこの積み直しによる可能性が高く、墳丘の平面形態は円墳の可能性が強い。
墳丘裾部や内部主体、また出土遺物等については不明な点が多いが、讃岐の他の積石塚と同様に
古墳時代前期~中期(約4世紀~5世紀)頃の築造とす視察されており備讃瀬戸を一望し
中讃海域の要所に立地することにより、被葬者はこれらの地域に関係深い有力首長ではなかったかと
推察されている。
また一方で仙石権兵衛の投石によってできたという民間伝承でも有名な古墳である。
昭和63年9月 宇多津町教育委員会
↓ サンアンジェリーナからの風景
↓ 青野山からみた聖通寺山
山の手前が宇多津町、裏側が坂出市
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