北木島
黒木さんとの今年初めての旅は北木島。
何でも最近、丸亀に北木島の人がやってきて講演会をしたそうな・・・。
丸亀城で現在石垣の修復が行われている最中だが、その修復に北木島の石を使う縁で
島を少しでも知ってもらおうとPRに来たと言う。
その講演を聞いた黒木さんが今回の旅先はこの島へ・・・と決めた。
坂出から岡山までマリンライナー、岡山から各駅停車で笠岡駅へ。
笠岡から船で約50分、大浦港に着く。船の旅はいい~。
大浦港付近の宿・天野屋旅館で一泊すると言う。
着いたこの日は宿が用意してくれた自転車で島の北側へ行ってみた。
島の石の歴史が分かる「K's LABO(ケーズラボ)」があり入館。
島を紹介するビデオを見せられる。過去に多くのテレビ番組でこの島が紹介された事を知った。
まず、靖国神社の鳥居は1933年に建立され、この島の花崗岩が使わた。
直径1.2m、長さ12m、重量 50㌧、瀬戸内海を渡り神戸から東京芝浦まで陸送された。
よくこれだけ長い石が取れたものだ!
興味深いのはその予備を準備していた事で、今も残念石と名付けられ島に残っている。
その石を実際見てきたが、港近くに置かれたその石はひっそりと「残念石」と書かれた看板と一緒に横たわっていた。
おそらく島に来ても説明されなければ分からない。
また、東郷平八郎 や、歴代総理大臣の 池田勇人 、 吉田茂 、作家の 夏目漱石 、 江戸川乱歩 、 川端康成 などの墓石はこの島の石。
石に「北木島産」なんて書いてないから分からないし、墓石がどこの産か?なんて思う人は皆無に違いない。
続く。
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